アストラゼネカのブースター効果に疑問?

タイのウイルス学者の疑問

‘นักไวรัสวิทยา’ ยกผลวิจัย ‘ออกซ์ฟอร์ด’ ตั้งคำถาม ฉีดแอสตร้าฯ 3 เข็ม สู้โอมิครอน ได้จริงหรือไม่ เผย ‘ไฟเซอร์’ 3 เข็ม ภูมิสูงกว่าแอสตร้าฯ 10 เท่า

アストラゼネカのブースターショットはオミクロンに効果があるというオックスフォード大学の研究報告について、タイのウイルス学者はファイザーのブースターの方が10倍も免疫抗体が多くなる点を指摘し、アストラには本当にそれほどの効果があるのかと疑問を呈す。

カーウソッド

このブログでもつい先日、「来年はアストラゼネカがタイのメインワクチンに!」で紹介しましたが、オックスフォードは以下のような研究報告をしています。

Findings from the study, yet to be published in a peer-reviewed medical journal, match those from rivals Pfizer-BioNTech,  and Moderna which have also found a third dose of their shots works against Omicron.

医学雑誌でのピアレビューはまだだが、オックスフォード大学の研究結果、アストラゼネカのブースターショットはオミクロン株に対してファイザーやモデルナのブースターショットと同等の有効性があることがわかった。

Thai PBS World

そこで私は、ここでいうmatchという表現について、”同等の有効性がある”と訳しました。しかし、ある意味微妙な表現であり、効果の強弱は別として同じような効果があるという風に取れないでもありません。

実際、このタイのウイルス学者も自分のフェイスブックで、同じブースター接種でもファイザーとアストラゼネカではできる免疫抗体の量に10倍もの違いがあり、本当に同等の効果があるのかと疑問を呈しているのがオンラインニュースに載っています。

免疫抗体の量はファイザーが圧倒的に多い

これがその根拠としてウイルス学者が挙げているデータですが、デルタ株とオミクロン株の両方に対してアストラゼネカとファイザーの2回接種後28日目及び3回接種後28日目の抗体の量を比較したものだそうです。

その結果、デルタ株ではアストラが75から206へ、ファイザーが282から2337へ増加。また、オミクロンに対する抗体はアストラが21から57へ、そしてファイザーが19から649へと増加したということです。

これだけ見ると、アストラゼネカの免疫抗体産生効果は明らかにファイザーより劣るとわかりますが、さらにこのウイルス学者が疑問視しているのが、わずか57の抗体でオミクロン感染防止に十分なのかということです。

ただし、免疫抗体の量だけでワクチンの有効性が決まるわけではないといわれているので、これだけでアストラゼネカはファイザーに比べて劣ると判断するのも早計です。

そこでこのウイルス学者がいっているのは、ワクチンの優劣比較をするつもりは全くないが、どうせワクチンを接種するのであれば、より効果の高いワクチンを打ちたいというのは当たり前のことであり、本当にアストラゼネカはファイザーなどと同等の感染予防効果があるのかもっと詳しく説明して欲しいというものです。

ところで、以前「オミクロン株に効果がないワクチン、ワースト3」でも書きましたが、やはり、ワクチンメーカー各社にとってもその有効性に利益やプライドがかかっているいので、そう簡単に自社のワクチンが劣っていることを認めたくないのかもしれません。

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