世界で入国規制再燃、疲弊したタイはどこへ行く!

突然、プーケットのサンドボックスに逆戻り

前回書いたように、世界中でオミクロンの感染拡大が続く中、今がまさに観光シーズンにもかかわらず、12月以降タイにやってくる外国人観光客も激減しています。

このままでは、リスクを取って開国を続けるメリットが薄れ、タイ政府は再び入国を厳しく制限し始めるのではないかと書いたのですが、結局、プラユット首相は隔離検疫なしで入国できるテスト&ゴーの受付を今日から1月4日までサスペンドすると発表しました。それだけでなく、プーケットを除き隔離検疫のあるサンドボックスも停止です。

日本も規制強化の動き

一方、既に外国人の入国を全面禁止している日本政府もさらに水際対策を厳しくしつつあり、タイでも昨日、とうとうオミクロンの市中感染が出たことから、タイからの邦人帰国者に対しても近いうちに自宅での自主検疫から強制的な隔離検疫義務を課すことになるかもしれません。

実は私は20日の夜遅く、何とかその日のうちに日本の実家に無事戻れたのですが、それでも関西空港では陰性確認や自宅での自主隔離用のアプリの設定確認等に2時間ほどかかりました。

運よく、同じ便に乗っていた乗客には一人も陽性反応が出なかったようで、無事空港を出られて自宅での自主検疫になりましたが、その翌日には日本でも80人以上のオミクロン感染者が出たことから、岸田首相は早速記者会見で、空港での検疫で感染者が出た場合、同じ飛行機に乗っていた人は全員濃厚接触者として14日間強制隔離するとアナウンスしました。

タイからの邦人帰国者に対する日本の規制も今後どんどん厳しくなりそうです。

今回の舞台裏

経済紙ターンセータギットによれば、一昨日、世界及びタイ国内でのオミクロン感染者急増を受けて緊急で開かれたCCSAの会議の中では、テスト&ゴーの受付をとりあえず1月4日まで停止することを決議しただけでなく、プラユット首相は公務員全員に対し、国外に出ることを一切禁じました。

また、同時に一般のタイ人に対しても外国旅行を自粛し、旅行を計画していてもキャンセルするように呼び掛けるようにとの指示を出したそうです。

雰囲気としては、今回のテスト&ゴーの受付停止は当面は1月4日までの暫定的なものとはいいながら、実質は再び鎖国に向かっているようにも思えます。

来年の世界経済は大波乱か

アメリカやヨーロッパで新規感染者が激増する中、12月に入ってからの外国人観光客急減でわかるように、いくらタイが開国して外国人観光客に来てもらいたくても、こんな時期に外国旅行などする人はほとんどいないということです。

すなわち、タイが開国しようが鎖国しようがオミクロンでタイ経済が受けるダメージは来年さらに深刻になりそうで、冒頭の写真記事にあるように、わずかな希望が見えていた観光産業はまた先が読めなくなり、これからタイはどこへ行く?という状況です。

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