天敵オミクロンで外国人観光客が半減、タイの空港は再び閑散と!

外国人観光客が半減!

タイ政府観光局(TAT)によると、しばらく前まではTest&Goなどのタイ開国による観光促進策により、外国人観光客が1日に5,000~6,000人のペースで入国するようになっていたのが、オミクロンが世界で蔓延し始めた結果、12月8日以降はその数が3,000人にも満たないほどスローダウンしてきたことを認めました。

具体的には、12月15日には2,584人の外国人観光客が入国しただけで、さらに今も多くの予約がキャンセルされつつあるということで、入国者数はこれからもっと減っていくと予想されています。

また、もっとも期待していた英国やフランスといったヨーロッパからの観光客が減り始めたということで、政府のリスクを承知で新年のカウントダウンセレモニーを強行し、観光産業を助けるという政策も、これでは効果があまり期待できない可能性が出てきました。

ちなみに、現時点での外国人入国者トップ5は、ドイツ、イギリス、アメリカ、ロシア、フランスということで、オミクロン感染者が急増しているヨーロッパが中心である点でも、先は暗いことがわかります。

英国航空は来年の10月までバンコク便を運航休止

一方、昨日のASEAN NOWに載った記事によると、英国航空は来年10月までバンコク行の全便を運休すると発表し、予約済のお客に対して返金を始めました。彼らによれば、この理由は今の新たなパンデミックで需要が減ってしまったため採算が取れないからということです。

現在、英国では1日当たりの感染者が9万人近くにものぼってしまい、続々とタイ旅行のキャンセルが出ていますが、ドイツやフランスも同じく感染が広がっているので、早晩これらの国でも同様の運行休止が始まるかもしれません。

タイで感染爆発があったからというのではなく、英国自国内での感染爆発で不安になった観光客が年末の旅行をキャンセルしているので、タイにとっては全くの不運というしかありません。しかし、観光客にしてみれば、オミクロンに感染しても症状は軽いとはいわれているものの、外国で感染してしまうことほど不安なことはないので、今回のキャンセル続出もわかります。

それにしても来年10月まで全便運航休止というのはちょっと長いような気もしますが…。

タイー日本便は大丈夫か

偶然ですが、私も明日の便で一時帰国を予定しています。日本でも数日前に空港検疫では陰性だったアメリカから帰国してきた日本人が、自宅隔離中に発症しオミクロンの陽性反応を示したことで、東京都の小池知事は国に対し、空港での検査だけでは不十分であり、今後帰国する日本人全員を強制隔離させて水際対策を徹底するべきと要請したというニュースが出ていました。

しかし、昨日のブログでも書きましたが、感染力がデルタ株の70倍もあるオミクロン株の日本での感染拡大は遅かれ早かれ起こるので、少しばかりの時間稼ぎのためにあまり極端なことはしない方がいいのではないかと私などは思うのですが、こればかりは誰も結果がわからないので難しい判断です。

ところで、いくら年末年始の観光シーズンだからといって、今回のオミクロン拡大の中でわざわざタイに観光旅行する日本人もそう多くはないと思うので、海外からの入国者数を1日あたり3,500人に絞るという政府の水際対策方針も、年末の一時帰国需要が終わればもう必要なくなるはずです。

さらに、こんな時期に日本に観光に来る外国人もいないだろうし、来年には英国航空と同様、日本とタイの間の定期便も運休となり、チャーター便しか飛ばなくなるかもしれません。

また、同様にタイでもやがてオミクロンの感染爆発が起こる可能性が高く、そうなると、どうせ外国人観光客が来ないのならまた鎖国に戻すなどということも心配で、どうやらタイ経済は来年も前途多難なようです。

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