「国をよくできないのなら早く辞任を」といわれたプラユット首相

失礼でなく率直に訴えをした地方住人

ถ้อยคำของประชาชนคนหนึ่งที่บอกกับผู้นำประเทศระหว่างลงพื้นที่ว่า ถ้านายกฯ ทำงานพัฒนาไม่ได้ ขอให้เกษียณไปเร็วๆ เพื่อให้คนอื่นมาทำหน้าที่แทน เป็นคำพูดที่ตรงไปตรงมา และไม่มีคำใดไม่สุภาพ

プラユット首相が地方(ウドンタニ)に視察に行った際、住民の一人から「(国を)発展させることができないのなら、早く辞任して他の人に替わらせてやって欲しい」との発言があった。それは率直でストレートではあったものの、決して失礼な言い方ではなかった。

カーウソット

先日、プラユット首相がウドンタニを訪問したところ、地元でヌードル販売を生業とする女性から、早く辞任して他の人に替わって欲しいといわれ、それに怒ったプラユット首相は「何だと?自分が首相になってから、国をどれだけよくしたか帰ってよく調べてみろ」と答えたそうです。

しかもその後、この女性のところに警察が来て事情聴取をしようとしたので、「私は何も違法なことはしてない」と断ったそうです。もっとも、警察側はそんなことはしてないと否定しているのですが…。

民主主義サミットから外されたタイ

このブログでも、7年前のクーデターによる首相就任時は、プラユット首相も初心演説の中で国民の声に耳を傾ける政治を行うと約束していたのが、最近は随分変わったというBBCのコラム記事を紹介したことがあります。

実際、昨年3月から今も続く非常事態宣言を理由に、集会の禁止を命令し警察を使って辞任を求めるデモを抑えたりと、ここ数年は大分変わってきています。

とはいっても、先日も書いたように、オミクロンに対しても「国民の命と経済回復のバランスを取らなければいけないので、鎖国やロックダウンはしない」という方針は正しいと思うし、街頭で首相に直接こんなことがいえるだけでも中共やミャンマーのような完全な独裁政権ではないのですが、最近の報道では2023年に今の任期が終わっても、さらにもう一期首相を務めることも考えているようです。

いずれにせよ、今回、中国やロシアと同様にタイもバイデン政権が開催する民主主義サミットから外されたわけですが、もともと軍事政権であり、民主的とはいえない選挙で選ばれた政権であることや、辞任を求めるデモに対する警察権を使った抑圧が理由といわれています。

また、これによりタイは民主主義国家ではないというラベルを貼られたともいえ、政治的にカントリーリスクがある国とみなされて、今後外国からの直接投資も減る可能性があるともいわれています。

そして、今回のこのウドンタニでの出来事を見ても、我々日本人の感覚からすれば、国民をああいう風に傲慢で高飛車に扱うのは、真に民主主義で国民に選ばれた首相というイメージとはちょっとかけ離れているように見えます。

コメント

  1. 西尾 より:

    タイ国は1932年に立憲君主制の体制になりましたが、いまだに、王政が続いています。
    正確には、王室と軍部が結託した王政・軍事独裁国家です。
    普通選挙は行われていますが、あくまで形だけのものです。
    国会の上院は軍部が占めているんですから、下院で、いくら普通選挙をやっても、茶番でしかありません。単なる国民のガス抜きに過ぎません。
    現国王は表明上は色惚け老人ですが、即位以来、国民投票で承認された憲法案を修正させたり、内閣の就任式で宣誓文から「憲法擁護」の部分を抜かせ国王への忠誠だけを誓わせたり、さまざまな権限を強化し、インチキ民主主義から絶対王政への復帰を着々と進めていました。
    国民の危機感をより募らせた。学生たちは、1932年の「立憲革命」を再び起こすことで国民主権を取り戻そうと決意しました。それが今回のタイ民主化運動の本質です。
    そもそも不敬罪が存在するような民主国家はありません。
    タイでは、ここ数年、民主主義の活動家が謎の失踪を遂げています。
    大半が軍部・警察による誘拐殺人です。
    タイ国は、そこそこ経済発展はしたものの、政治体制はミャンマー並みです。
    アセアンではインドネシア、マレーシア、フィリピン・・・多くの国々が民主主義国家になっていますが、タイはいまだに、王政・軍事独裁から抜け出すそぶりが見えません。
    少子高齢化も急激に進み、タイはアセアンの落ちこぼれ国家になる日も近そうです。

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