水際対策と経済回復の両輪で突き進むタイ政府

観光シーズンがターゲット

現時点でオミクロン感染者は発見されていないことから、プラユット首相はこれからも厳格な水際対策で感染拡大を防ぎながら、例年通り新年の行事を敢行するとアナウンスしました。

つまり、これまで通りTest & Goによる外国人観光客をさらに積極的に受入れ、観光シーズンのピークともいえる年末年始にはカウントダウン等のセレモニーも行うということです。

これは、オミクロンの感染危機に対し真っ先に日本が取った鎖国政策とは180度違う対応ですが、2019年にはGDPの2割にも達していたタイ観光関連産業の疲弊が日本の比ではなく、こうなったらリスクを取ってでも国民の健康維持と経済回復とのバランスを取りながらやっていくしかない、という首相の判断は正しいのではないかと思います。

チョンブリ、ホアヒン、チェンマイの規制緩和も実施

The alcohol ban has devastated the tourism business, with only about 300 travellers coming per day, as opposed to the 4,000 to 5,000 averaged before Covid-19 when tourists spent about 500,000 baht per day on booze.

パタヤはコロナの前には1日に4,000人から5,000人の観光客が訪れ、お酒だけで50万バーツもの売り上げがあった。しかし、アルコール禁止になって以降はわずか1日300人程度の観光客しか訪れなくなり、観光産業は大打撃を受けている。

Thaiger

数か月前にパタヤに行った際には、多くのコンビニまでが閉まっていて、街はゴーストタウンのようになっていました。もっとも、最近はタイ人客が週末に来るようになり、ちょっとは上向いてきているようですが…。

ところで、もう数年前になりますが、全国住宅産業協会と関西住宅産業協会が主催する不動産投資セミナーに招かれ、東京と大阪それぞれでバンコクの不動産市場について講演をさせてもらったことがあります。

その際、当時建設中であったジョムティエンビーチの高層コンドミニアムのデベロッパーも来ており、欧米系の販売会社がそのプロジェクトのプレゼンをする中、私が通訳を引き受けたのですが、その後のコロナ禍で売れ行きが伸びなかったのか、つい先日、オンヌットのロータスに買い物に行ったら販売ブースができているのに気が付きました。こんなところまできているのなら、きっと販売に苦労しているのだろうなと思った次第ですが、今のパタヤの惨状を見たらこれも納得できます。

しかし、ここでやっとチョンブリもブルーゾーンに指定され、バンコクと同様、レストランでのアルコール販売が可能になりました。これで1日に300人しか観光客が来ないなどということはもうなくなるだろうと思います。

ただ、同時にホアヒンとチェンマイもブルーゾーンに指定されたのでお酒が飲めるようになりましたが、残念ながらパタヤにとってはこれら2つの街よりもバーやパブ、カラオケといったナイトライフの存在は重要であり、これらの店が年内にオープンすることはないので、まだまだ苦しい時期は続きそうです。

コメント

タイトルとURLをコピーしました