オミクロンの最新情報

タイはサンドボックスで南アフリカから来ている1,007人を監視中

WHOが命名したこのオミクロンという名前は、私にははずれたおみくじみたいで、どこか間が抜けた語感があるのですが、英字ニュースを読んでいると、英語圏の人にはSFアクションで有名なMARVELの映画に出てくる悪役にぴったりの名前に響くのだそうです。やはり、言語が変わると語感も変わるものです。

さて、この南アフリカ共和国で見つかったオミクロンは、既にヨーロッパでは英国、ドイツ、オランダ等で相次ぎ感染者が見つかり、アジアでも香港で2人出ました。特に香港の場合、隔離検疫中のホテルに居たオミクロンの感染者が、ちょうど向かいの部屋で同じく隔離検疫中であった別の観光客に移してしまい、これで感染者が2人になってしまったということで、同じ廊下を歩いたというだけで感染してしまうほど感染力が強いものらしいです。

一方、タイの場合は、今現在1,007人の観光客が南アフリカ共和国からサンドボックスを使ってきているということです。こんなにたくさんの観光客が南アフリカから来ていることに驚きますが、運よく今のところ陽性者は出ておらず、タイ政府も注意深く監視中ということなので、まだしばらくは大丈夫かもしれません。

昨日のブログでも書いたように、タイ政府は直ちに南アフリカ共和国を含む8カ国からの入国禁止令を出し、たとえタイランドパスのQRコードを持っていても、その入国許可をサスペンドすると発表しました。

しかし、一番怖いのは、一昨日イスラエルが取った措置のように、すべての国からの入国を禁止するとなる場合です。プラユット政権はすぐに過剰反応する傾向があるだけに怖いです。もしそうなると、まさに冒頭写真の新聞記事のコメントのように、今回のTest & Goによる開国は中止され、タイは再び鎖国ということになります。

南アフリカから最新報告が

現時点ではこのオミクロン株の実態がほとんどわかっていないことから、今ごろ日本のワイドショーはこれぞチャンスとばかりに、またコメンテーターたちにあることないこといわせて、さぞや国民の恐怖心を煽っているのだろうと思います。

しかし、ワイドショーなど見ていても仕方がないので、こういう時は世界の情報の7割が英語で発信されているだけあって、探せば英語での情報には役に立つものが多く見つかります。

そしてちょうど今日の英字ニュースに、オミクロンの発生源である南アフリカ共和国の医師たちからの参考になる以下の報告が載っていました。

UPDATE: Latest news on Omicron – what we know
The South African doctor who was the first to sound an international alarm over the new Omicron variant of Covid-19 says that “its symptoms are unusual but mild” in healthy patients. She also noted that the strain could cause further complications in the “elderly and unvaccinated”.

So far, Dr. Angelique Coetzee, who chairs the South African Medical Association, has had 2 dozen patients who tested positive for the new variant and have displayed “unusual symptoms, mostly young men. She says at least half of the patients were unvaccinated.
“None of those infected lost their sense of smell or taste” (a common symptom of C-19 patients up to date).

オミクロンに関する最新情報
オミクロン感染者を最初に見つけて警告を出した南アフリカの医者によれば、健康な人が感染した場合は「その症状はこれまでのコロナの場合と違っているものの、症状自体は軽いものである」。しかし、高齢者とワクチン接種をしてない人たちに対しては「重篤な症状をもたらす可能性がある」。

南アフリカ共和国医療協会の会長によれば、既に24人のオミクロン感染者を治療してきてわかったのが、症状がこれまでのコロナとは違っている、感染者のほとんどが若い男性、そして少なくとも半分はワクチンを打ってなかった、ということである。
そして症状に関しては、例えば誰一人、今までのコロナに共通の臭覚や味覚の麻痺は起こっていないということである。

Thaiger

もちろん、これだけで判断するのは早計ですが、南アフリカでも死人が出たとかいう報告は出てないようだし、若い男性が主な感染者ということは、大半が健康な体と思われ、その場合は症状も軽いということであれば、オミクロンは感染力は非常に強いものの、実はそれほど怖い変異株ではないのかもしれないと期待を持てるようにも思えます。

コメント

  1. コメントありがとうございます。
    確かに、私も新年は日本で過ごすつもりですが、ここにきてオミクロン株の発生で株やタイバーツが暴落するという思わぬことが起こりつつあります。
    遅かれ早かれタイでもその内オミクロン感染者が出ると思われ、そうなると日本で10日間の隔離検疫が課されるのであれば、なかなか日本にも帰れなくなります。
    さらに、今度はタイ政府が感染者が出た日本からの入国者に対して隔離検疫を要求するか、下手をすると入国拒否に動くかもしれないからです。
    もしどうしても日本に帰りたければ、タイで感染者が出ていない今すぐに帰国するしかないのかもしれませんが、タイに戻ってこられなくなるリスクがあることになります。

  2. 西尾 より:

    年末になって、年末年始を日本で過ごしたいと予定していた在外邦人の方々にとって、降ってわいたような、今回のオミクロン株の出現は災難ですね。
    南ア医師協会の会長によれば、オミクロン株は感染力は強いものの、弱毒性で、軽症患者が大半であり、ナーバスになる必要は無い、と言う見解ですが・・・世界各国は異常なスピードで厳戒態勢に入っています。
    日本も明日30日以降、全外国人の入国を禁止します。
    当然ながら、日本人の帰国は可能ですが、もし、タイ国内でオミクロン株の感染事例が発見されたら、帰国した邦人は、入国後10日間は「強制隔離」ホテルで完全隔離されるようです。宿泊費は無料ですが、10日間はキツイですね。
    短期間でオミクロン株の正体が判明し、デルタ株のような最強の株ではないことが判明すれば、各国の入国規制が緩和されますが、年末年始の一時帰国に間に合うのか?気を揉むことになり予定が建てられなくなりますね?
    https://news.yahoo.co.jp/articles/3072a328b445797a39337453cb947df73dae71ae

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