昨日大洪水に襲われたバンコク、やがて沈没する運命に!

世界で沈みつつあるのはほとんどがアジアの都市

日本では小栗旬主演のドラマ、「日本沈没」が放映されているところです。私もこの手のSFドラマは好きな方なので、毎週楽しみに見ていますが、バンコクは今、本当に沈没しつつあります。

実は昨日、バンコクでもチャオプラヤー川がオーバーフローし川沿いのエリアや海に近く低地のサムットプラガーン、そして運河があるプラカノーンなどで深刻な洪水が発生しました。そして、バンコク都知事はこれは予想できなかったと謝罪しましたが、まだ終わりではなく、満潮の影響で今夜から明日未明にかけても再度洪水になるリスクがあります。

そんな中、今日、Thaigerのニューストークショーが、地球温暖化で次第に海面が上昇しつつある中、一方でバンコクは沈みつつあるという話題を取り上げていました。

それによれば、今後海に消えゆく危険のある世界の都市、ワースト100を挙げると、何とそのすべてがアジアの都市なのだそうです。

その中でもワースト1位がインドネシアのジャカルタであり、過去20年間の大きな地盤沈下により、街の半分を東に1,000キロ離れた他の場所にリロケートするしかなかったそうです。つまり遷都が起こりつつあるわけですが、今、同じ危険がバンコクにも迫りつつあるというのです。

バンコクもかつては運河が至る所にあり、水上交通が発達していたことから、東洋のベニスとも呼ばれていたのですが、ベニスと同様、ここも海面下に沈没しつつあるわけです。

もっとも、人口800万人のタイの首都が沈むのと、ロマンチックな消えゆく街として観光客を吸引し続けるベニスとでは事情がかなり違いますが…。

過去20年間で20センチ沈んだバンコク

バンコク全体ではありませんが、エリアによっては海抜1~1.5メートルしかないところも多くあり、昨日のようにチャオプラヤー川の水位が2メートル以上も上昇してしまうと洪水が起こります。特に河口のサムットプラガーンなどは、海に近く海抜が低いのですぐに洪水にやられてしまいます。

さらに、バンコクは毎年1~2センチずつ地盤沈下していて、過去20年間で20センチ沈んだそうで、年月を経るにつれて洪水の被害が出る危険性が高まってきています。

その理由は見境のない高層建築物やBTSなどの交通網といった重量のあるインフラストラクチャーの建設により、その重さで地盤沈下が加速しているとのことで、もうこの沈下は止めようがありません。

しかも悪いことに、一方では地球温暖化により海面が上昇してくるわけで、あと数十年で海抜ゼロメートルのところも出てくるかもしれません。そうなると、ジャカルタのようにタイも首都を新しいところに遷都するしかありません。

沈没するバンコクで不動産投資?

こういうことを考えると、バンコクで不動産投資など怖くてできなくなってしまいますが、少なくともチャオプラヤー川沿いの低地に立つコンドミニアムはやめた方がいいと思います。

実際、私は2011年の大洪水を経験していて、その時にチャオプラヤー川の近くとか、クローン(運河)の近くのコンドミニアムはかなり価格が下落、もしくは新築の場合、さっぱり売れなくなったのを見て、洪水リスクのある物件は絶対買うまいと決めていたのですが、災害は忘れた頃にやってくるという通り、私も忘れかけていたところに今回の洪水騒ぎで、再認識した次第です。

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