デベロッパーの最新ブランドランキング(その2)

さて、今回の調査でわかったのが、今の消費者は以下の6つの項目を住宅購入の際の重要な選択基準と考えているということです。従って、これらすべてを含めたブランドイメージがあるデベロッパーがブランド力があるデベロッパーとして選ばれることになります。

6 factors affecting home buying behavior

1. Trustworthiness
2. Business operations according to good governance principles
3. Expertise has Advanced experience
4. Meet the needs of life
5. Environment friendly.
6. Promote the image of residents

この中では、当然Trustworthiness(信頼性)が最も重要だと思いますが、今回、これら選択基準の総合点が一番高かったのがサンシリであり、その結果、彼らのブランド力がナンバー1という結果になりました。

しかし、上のグラフを見ると、サンシリだけがダントツであり、私にはどうもちょっとバイアスがかかっているような気がしないでもありません。

私のイメージでは、サンシリは確かに最近、98ワイヤレスなどで高級ブランドのイメージが出てきたのですが、一方でHQやキーン、クワトロといった優良プロジェクトを開発していた頃に比べて、同じトンロー通りのクンバイヨーやモニュメントなどを見ると、かなり価格面で強気になってきていて割高感が目につくようになっています。

従って、これはむしろ「割高なサンシリ」というマイナスのブランドイメージにもつながり、「出口」で不利になるような気がしているので、私個人はそれほどまでにはサンシリというブランドに価値を感じてはいません。といって、サンシリのブランドに否定的という意味ではなく、確かにブランド力はあるとは思います。

ただ、このテラの解説では、ブランドマネジメント次第では同じプロジェクトが2割から3割高い価格で売れるといっているのですが、それは言い過ぎだろうと思うのです。実際、それなら無理してサンシリを買う必要はなく、私なら他のブランド力があるデベロッパーを買おうと考えると思います。

ブランド価値

いずれにせよ、この認知度ベスト5に載っている5社は確かにブランド力があるし、参考にはなると思います。ただし、プルクサーはコンドミニアムよりも戸建て開発の大手というイメージであり、コンドに関していえば、アドレスやリズム、ライフといったブランドを持つAPの方が認知度が高いように思います。

それと、この中でQハウスのブランド認知度が随分低いですが、兄弟会社のL&Hの陰に隠れてしまっているのかもしれません。また、QハウスもSCアセットもマーケットシェア争いの大量供給をしないことから、これまで大量供給をしてきたアナンダの方が問題のあるプロジェクトが多いにもかかわらず認知度だけは高いのかもしれません。

しかし、QハウスやSCアセットのブランド価値がアナンダより下などということはまずないと思います。

次回に続く

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