モデルナの投売りが始まった!

モデルナなんかもう要らない

来月開国なのに、まだモデルナを待っているのですか?」で書きましたが、モデルナは11月1日にやっと最初の56万接種分がタイに届いたところです。

しかし、タイ全体では860万接種分を注文しているので、そのほとんどが来年に持ち越しになりそうなことから、タイ人予約者の間ではモデルナはもう要らないということで、このところツイッターで3万件以上の売希望が出ていると話題になっています。

ところで、モデルナは在留日本人も多くの人がサミティベート病院等で7月に我先にと申し込んだと思いますが、一方で今日からバンスー駅でアストラゼネカとファイザーの無料カクテル接種が始まりました。

これであれば、遅くとも12月中には2回目の接種が完了し、ワクチン証明書がもらえるので、クリスマス休暇で海外旅行を考えている人などにとっては大きな違いです。

従って、来年まで待ってなんかいられないということで、病院との契約がキャンセル不可だが譲渡は可、となっていることから、権利転売のメッセージが急増しているというわけです。

ところで、7月頃にはまだワクチンが不足していて、特にmRNAワクチンは取り合いになっていたのに、今は感染リスクを考えたらワクチンのタイプなどに拘らず、さっさとワクチン接種を受けた方がいいという考えに変わってきています。

わずか4カ月足らずで様変わりしたものですが、アストラゼネカでもシノバックでもワクチン接種を完了している人の場合、感染して入院するような重い症状になる確率はどちらもわずか0.02%程度だったと発表されたこともあり、今となってはワクチンの種類は大して重要ではないようです。

詐欺に注意

ところで、これに乗じてモデルナ権利の売主のフリをして、本来3,300バーツのモデルナを格安で売る広告を出し、お金を送った後は何の連絡もなくなったという手口の詐欺が出ているようです。

モデルナの予約を受けた病院からも注意するようにとの上のような警告メッセージも出ていますが、病院側が転売の仲介でもしてくれないと、個人間売買である以上、どうしてもリスクは付きまとうと思います。

多くの予約者が既に他のワクチンを接種済

ちなみに、オンライン紙のプラチャーチャート・トゥーラギットによれば、今モデルナの接種権利を売りに出している予約者の多くは、これまで何ヵ月も待っているうちに他のワクチンを接種するチャンスがあり、そちらで接種完了したので不要になってしまったということのようです。

しかし、先日のバンコク都の発表では、バンコクのワクチン接種完了率は既に80%を超えたということであり、今後、モデルナの需要はブースターショットで使うぐらいではないかと思うのですが、それも来年から政府による無料接種が始まるようなので、今さらわざわざモデルナを買おうという人はあまりいないかもしれません。

もっとも、タイ政府もワクチン接種率70%を一刻も早く達成しようと急いでいたのに、一方では政府を通してしかモデルナは買えないという官僚主義のおかげでワクチンの発注が遅れてしまい、結局こんな結果になってしまったという責任もあると思うのですが…。

コメント

  1. ファイザーも有効性で虚偽の申告をしていたのがバレたようだし、医薬品業界は信用できない業界です。https://www.bmj.com/content/375/bmj.n2635
    そういう意味では、最初から儲け度外視で製造原価で提供しているオックスフォード大学のAZが一番信用できるのかもしれません。
    いずれにせよ、ワクチン争奪戦はタイのような中進国では大体終わったと思います。

  2. 西尾 より:

    昨晩、モデルナ株が20%近く急落しています。
    先進各国では、おおむね、ワクチン接種が70%を超えて(米国以外)、ワクチン戦争は終了しましたかね?
    接種が進まないアフリカなど発展途上国等は、無償援助期待なので、話は別ですが。
    https://news.yahoo.co.jp/articles/2e8ead895d0a4762414526c56949d936a2acd836

    モデルナの株価は、コロナ前(2020年2月頃)は20$でしたが、今年の8月には497$まで暴騰しましたが、現在は284$まで急落してます。
    https://us.kabutan.jp/stocks/MRNA/chart

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