タイランドパスで在日タイ大使館も勝手な自己裁量不可に!

酷評の在外タイ大使館自己裁量

日本人だけでなく欧米人の間でも酷評のCOEですが、手続きの煩雑さだけでなく、タイ外務省が各国のタイ大使館に承認権を与えてしまっていることで、国や担当によっていうことが違うという問題もあります。

日本の場合だと、Non-immigration Oビザの保有者は本来医療保険への加入義務はないのに、なぜか1年間の加入をしないとCOEを出さないという矛盾した自己裁量です。

これについては、タイのエクスパット向け医療保険最大手のアクサ保険にも確認したのですが、実は日本だけでなく、他の国のタイ大使館でも同様の問題が起こっていて、同社にも多くの問い合せが来ているということでした。

ただし、国によっては医療保険は免除されたまま入国できるところもあるので、結局はその国のタイ大使館の、いや、ひょっとしたらペーペーの一担当者の自己裁量で決まってしまうのかもしれません。もしそうだとしたら、「ふざけるな、この野郎!」といいたいところですが…。

タイランドパスになれば、在外大使館には承認権がなくなる

One main advantage the spokesperson espoused is that the Thailand Pass system will be fully automatic, with applicants going to tp.consular.go.th to register and process their application, leaving government officials only to advise on the process.

外務省がタイランドパス移行の最大のメリットと強調しているのが、完全に自動化されるため、申請する旅行者はtp.consular.go.thにログインし、登録と申請を行えばいいことである。すなわち、(大使館や領事館の)役人はその手続きに関して助言するだけになる。

タイ外務省

これだけ読むと、ピンとこないかもしれませんが、実は大きな変化があります。これは次の外務省のコメントを読むとさらにはっきりしますが、在外のタイ大使館や領事館にはこれまでのCOEの承認時のように、何だかんだとおかしな矛盾することをいってくる権限がなくなり、単なるアドバイス役になります。

“Thai embassies and consulates will change their original role of issuing the COEs to publicising and giving advice on the registration of the Thailand Pass system. This means there will be no more process of seeking their approval.”

(在外)タイ大使館や領事館には当初のCOEを承認し発行するという役割がなくなり、タイランドパスシステムの内容を公表したり、旅行者が登録するのを手助けしたりする役割になる。つまり、在外大使館、領事館の承認は不要となる。

タイ外務省

また、冒頭の外務省のフローチャートを見る限り、タイランドパスの審査は一元管理される(タイ本国?)ので、各国の在外大使館には承認権がなくなっていることがわかります。

といっても、ころころ変わるタイ政府なので、実際にタイランドパスが稼働し始めるまで分かりませんが、できれば年末年始の休みまでには、定型的にこれとこれをアップしたらあとは自動的に承認のQRコードが送られてくるという流れになっていてもらいたいものです。

コメント

  1. コロナ保険は現在の付保金額が10万ドルであっても、年間保険料が23,000バーツ程度なので、来月から5万ドルに下がればその半額になるのではないかと思います。従って、それほど高いものではありません。
    さらに、日本のタイ大使館はこれに医療保険の加入義務をも加えており、これについては「リタイアリー医療保険加入義務が40万Btから300万Btへ爆増!」で書いた通り、付保額が上がるので、まだ65歳であっても保険料は安くても年間4万バーツぐらいになるのではないかと思います。
    一方、タイ国内のイミグレ(ジェンワタナー)でNon-Oビザを取る場合、そして更新する時にも、当局はコロナ保険も医療保険への加入も要求しません。7月に更新してきましたが、その時も保険は不要でした。それが、なぜか日本の大使館は両方の保険に入らないとCOEを出してくれず、Non-Oビザでタイにいる人も下手に日本に帰れなくて困っています。
    それが、11月1日からは在外大使館にはCOEに対する権限がなくなるので、タイランドパス内で一律の基準で審査され、状況が改善されるかもしれませんということをこのブログで書きました。

  2. 高橋 より:

    バンコク在住の高橋と申します。年内に夫婦で日本へ一時帰国の予定です。ワクチン接種を前提に、タイは11/1以降の入国でASQ隔離不要(但しASQホテル一泊必要)になりますが、相変わらずコロナ保険加入(5万米ドルに減額)を義務づけています。
    1年分の保険金の額はバカになりませんが、記事中「Non-immigration Oビザの保有者は本来医療保険への加入義務はないのに…」の根拠資料はあるのでしょうか? 
    何とか無駄な保険料など払わずタイへ帰って来たいのですが…..。

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