開国でCOEが不要になれば、リタイアメントビザにもメリット大

行き当たりばったりな政府の方針転換に不満も

今までタイ政府はサンドボックスで4つのフェーズに分けて順次開国していくという方針を明確に打ち出してきたので、多くの外国人旅行者や旅行会社もそれに基づき準備をしてきました。

それが突然、一昨日、プラユット首相によりリスト国などの具体的な内容もちゃんと決まってないまま、11月1日からタイ全土を一挙に開国という大転換が発表されたのですが、欧米人向けのThaigerニュースなどを聴いていると、この稚拙で行き当たりばったりなやり方に、むしろあきれています。

これについては、昨日書いたように、プラユット首相が引責辞任の追及を避けるために単独で決めたという説もあるのですが、本当のところはわかりません。

確かに、11月以降にサンドボックスを使ってタイに来る予定で、既にCOEの準備を進めていた多くの欧米人観光客などは、11月以降ASQホテルやフライトの事前予約も不要になるわけだから、そもそもCOEも要らなくなるのではないかなど、不明な点が多いことに不満を表していますが、これはごもっともです。

COE(Certificate of Entry)は欧米人にも不評で観光のネック

さて、これは前回「タイ在住者が再入国する時のCovid19保険について」で扱った内容の続きでもあるのですが、このCOEは外国人観光客から酷評で、プーケットも今、政府に対して強く廃止を要求しています。

しかし、以下の文にあるように、実はCOEは観光客だけでなく、リタイアメントビザ(Non-Immigrant O Visa)を使ってタイに滞在している我々日本人にも関係があります。

The following categories of persons are permitted to enter Thailand and are required to apply for a valid visa and Certificate of Entry (COE) before traveling to Thailand: Holders of Non-Immigrant O retirement visa

そこでその取得に必要なものは何かというと、以下に規定されています。

The main requirement for the COE is that the applicant qualifies to enter Thailand based on the list of eligible travelers. The applicant must secure the appropriate Thai visa before applying for the COE. Once the visa has been obtained, the applicant must prepare the following documents for the COE application:
・Copy of passport
・Copy of the tourist visa, non-immigrant visa, or extension of stay with a re-entry permit or no visa for some countries
・Copy of the COVID-19 Travel Insurance for Thailand Policy covering treatment and medical expenses related to COVID-19 with a minimum coverage of 100,000 USD.
・Copy of confirmed flight booking
・Copy of confirmed Alternative State Quarantine (ASQ) hotel booking or SHA+ Hotels in Phuket
NOTE: Some embassies will reject your COE application if you do not have the correct format for Health Insurance. In order to have the correct insurance for the COE.

コロナ前ならリエントリーパミットさえ取っておけば、保有するリタイアメントビザ(期間1年で何度でも更新可能)を使って何度でもタイを入出国できたのですが、このCOEのおかげで10万ドルをカバーする保険(年間約23,000バーツ)が必要になりました。

さらに運の悪いことに、日本のタイ大使館はNoteで書いてあるように、以下の医療保険(40万バーツの医療費をカバー)も要求するのです。一方、私と同様にリタイアメントビザでバンコクに住む欧米人の友人は、一時帰国して戻る際のCOE取得でこれは要求されなかったというので、その国のタイ大使館によっても違うようですが、残念ながら日本は厳しいようです。

10か国に日本が入ればCOE免除の恩恵を受けられるかも

そんなことで、このコロナ保険を扱っているタイ保険協会に具体的な話を聞きに行こうと考えていた矢先、プラユット首相の全国の開国発言が出てきたのです。

そうなるともうASQホテルの予約や、かなり前から飛行機を予約する必要もなくなるはずで、この10か国の中に日本がうまく入れば、COEは不要になる可能性が出てきたと思うのです。

先にも書いたように、外国人観光客からも非常に不評なCOEであり、早晩、タイ政府もこのリクアイアメントを取り下げる可能性が大きく、そうなれば、ワクチン接種完了と、2回のPCR検査だけでタイへ自由に入国ができることになるので、日本からくる観光客だけでなく、タイ在住のリタイアリーにとっても日本が一挙に近くなります。

コメント

  1. コメントありがとうございます。
    私もそう思っていたのですが、実際には日本のタイ大使館でCOEを申請すると、Non-immigrant O Visaの保有者であっても、10万ドルのコロナ保険だけでなく、1年間、40万バーツの医療保険にも入ってないと承認してくれないようです。

  2. KK より:

    40万バーツの医療保険はタイ国内で取得したOビザであれば不要です。日本のタイ大使館で取得したOAビザだと必要のようですが、同じビザなのに条件が異なる理由は、管轄が異なる(縦割り行政)からという説が有力です。

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