11月からの隔離検疫なしは、100%自由というのではない?

11月1日開始予定の第1フェーズ

First Phase (1-30 November, 2021)
This will see the reopening extended to 10 other tourism-driven destinations. These include all areas of Bangkok, Krabi and Phang-Nga, and designated areas in Buri Ram (Mueang), Chiang Mai (Mueang, Mae Rim, Mae Taeng, and Doi Tao), Chon Buri (Pattaya, Bang Lamung, Na Jomtien, and Sattahip), Loei (Chiang Khan), Phetchaburi (Cha-Am), Prachuap Khiri Khan (Hua Hin), and Ranong (Ko Phayam).

TAT News

CCSAは、11月からはバンコクを含めた10地域でも隔離検疫なしで入国できるようになるプランを承認しました。これに伴い、同日、ロイター通信などは英語と日本語で次のような報道をしています。

BANGKOK, Sept 27 (Reuters) – Thailand will waive its mandatory quarantine requirement in Bangkok and nine regions from Nov. 1 to vaccinated arrivals, authorities said on Monday, as the country tries to boost its immunisation rate and revive its battered tourism sector.

[バンコク 27日 ロイター] – タイ当局は27日、バンコクと他の9地域について、11月1日から新型コロナウイルスワクチン接種を完了した訪問者に対する隔離義務を撤廃すると発表した。同国は、ワクチン接種率引き上げと、打撃を受けている観光部門の回復を目指している。

ロイター

これを読んで、日本国内では単純に11月1日からはコロナ以前のように簡単にタイに旅行に行けると思った人が多いのではないかと思います。

実際、これだけ読むと、サンドボックスのことを何も知らなければ、ワクチンさえ打っていれば隔離検疫がなくなり、着いた当日から自由にどこへでも観光に行けると思うのも無理はありません。

サンドボックス計画によるバンコクのリオープニング

しかし、バンコクのどこにでも自由に行けるというのではないと私は思います。実際、バンコク都知事もまだ慎重で、まずワクチン接種率が70%を超えた時点で感染状況等を見て決めるというコメントを出しており、詳細は流動的でもあります。

そして、これはあくまでサンドボックスの中での隔離検疫免除なので、ワクチンを2回接種している外国人というのが前提条件で、かつ7日間のSHA+ホテル滞在、COEやコロナ保険、2回のPCR検査等が必要と、実際にはまだいろいろと面倒な条件が残っています。

従って、バンコクのどのホテルでも泊まれるわけではないし、特に我々のようなバンコク長期滞在者で自宅としてコンドミニアムを買っていたり、アパートを借りている人にとっては、現状では自宅があるのに毎晩SHA+ホテルに宿泊するしかないことになります。

行動可能エリアの制限は必ずあるはず

Second Phase (1-31 December, 2021)
The reopening will be extended to 20 more provinces which are tourism-driven, well-known for art and culture, or border destinations. These include Ayutthaya, Chiang Rai, Khon Kaen, Lamphun, Mae Hong Son, Nakhon Ratchasima, Nakhon Si Thammarat, Narathiwat, Nong Khai, Pathum Thani, Phatthalung, Phetchabun, Phrae, Rayong, Samut Prakan, Songkhla, Sukhothai, Trang, Trat, and Yala.

例えば、バンコクの隣の県であるパトゥンタニーやサムットプラガンは12月からのセカンドフェーズに含まれています。従って、ファーストフェーズでBTSグリーンラインに乗って行けるのは都内のベーリング駅までで、その先のサムットプラガン県サムローン駅には行けないというややこしいことになりますが、周辺地域と地続きのバンコクの場合は、厳しい行動エリア制限が必要になると思います。

それに、観光一色の海浜リゾート地と違い、バンコク都内にはCBD等のビジネス街で働くタイ人たちが多く、彼らの多くは外国人に門を開けるのはまだ早いという考えです。従って、感染者かもわからない外国人観光客が回りをうろつくのには相当反対すると思うので、観光客が行けるのは観光名所などのごく限られた地域だけになるかもしれません。

バンコク長期在住者はプーケットで7日間過ごすのもいい

ところで、私の知人がつい最近、サンドボックスを使って、プーケットで15日間過ごしてからバンコクに帰ってきたのですが、「さすがに15日間は長くて飽きた。しかし、7日間だけならバンコクよりもホテル代が安いし、毎日ビーチでのんびりしているのも悪くない」といっていました。

彼もエッカマイに自宅のコンドミニアムを持っているのですが、次のクリスマスにまた一時帰国するようで、次にタイに戻ってきた時には、どうせバンコクのホテルで7日間宿泊しなければならないのなら、グラビやサムイ島で旅行気分で過ごす方を選ぶということでした。

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