確かにプラユット政権はコロナ封じ込めはうまいけど…

今日のバンコクポストで、現在世界で最もコロナ感染封じ込めに成功している国がニュージーランドで、最悪がブラジルという記事が載っています。そしてタイは4位にランクされています。

感染阻止ベスト10

こういうのが載るとまたすぐタイ政府は国民に対するプロパガンダで、タイは世界4位とか自画自賛するのでよくないのですが、ある意味、さすが軍事政権、他人に命令するのはうまいので確かに感染をうまく制御できているのだろうと思います。ところで、面白いのは、このシンクタンクのローリーは、中国は嘘ばかりいうので信用できず、このランキングには入れてないということです。既に世界中から嘘つき野郎国家とみなされるようになった中国ですが、特に今のオーストラリアと中国の仲は最悪ともいえる状況なので、これもうなづけます。

さて、昨年6月に「コロナ制圧を自画自賛するタイ政府は韓国と同じ?(その3)」という題で、タイ政府は経済がボロボロになるのをほったらかしにしてコロナ封じ込めばかりやっていた結果、見方によっては、政府が自画自賛しているほどには、実は世界で評価されてないということで、ディープ・ナレッジ・グループのランキングを紹介しました。

感染阻止ベスト10-1

今回、またこんなコロナ封じに成功しているというだけの単視眼的なランキングが出てきたので、ここで改めて、コロナ封じ込めだけでなく政府の経済の舵取りのうまさも評価対象とするディープ・ナレッジ・グループのその後のランキングを調べたのが上の表です。そして、私はむしろこちらの方が正しい政府のパフォーマンス評価だと思います。

残念ながらこれは昨年9月時点のもので、ちょっとタイムラグがありますが、昨年12月に始まった第2波で、タイのランキングはさらに下降している可能性もあります。

いずれにせよ、多分、これは誰もが認めることだと思いますが、やはり現政権は経済の舵取りが下手で、昨年のGDPがマイナス6%以上という世界でも最悪レベルの経済成長になっている中で、タイ政府の評価は前回の47位から60位へとさらに落ちています。

一方で、昨年9月時点ではまだ安倍首相の政策が生きていて、コロナの封じ込めはうまくありませんでしたが、日本経済をまあ何とかバランスを取りながら舵取りしていたからだろうと思うのですが、日本政府の評価は世界で5位と変わっていません。

ところで、私はコロナ制圧がある程度できたら、次はタイの経済復興にどれだけらつ腕をふるえるかが、首相及び政府に求められる力量だと思っているのですが、残念ながら現政権はこれが不得手です。また、今回の第2波の封じ込めが終われば、また学生の反政府運動も再開されるだろうと思います。

プラユット首相はまだまだ続投したいのでしょうが、その時には、潔く次の政府に政権交代をした方がタイ国民のためにはいいのではないかと個人的には思っています。

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