タイにやってきたJR北海道の極寒地仕様列車

JR北海道が無償供与したディーゼル列車17両がタイに到着

現地のオンラインニュース、Post Todayによれば、40年前に製造されたJR北海道の退役したKiHa183型ディーゼル列車、17両が無事タイに到着しました。

もともとは、JR北海道が新型車両に更新した結果、引き取り手がいなければこれらの車両は解体される運命だったのですが、まだまだ使えるのでとJR北海道からタイ国有鉄道に使わないかとの連絡があったようです。

タイ側でも、多くの人から運送費を42百万バーツ(150百万円)もかけて北海道の険しい気候の中を40年も走ってきた中古列車など引き受けて、ただのスクラップではないのかという疑問もあったようです。

しかし、昨日のニュースによれば、これらがタイに到着後、タイ国鉄が早速チェックしたところ、何ら問題はなく十分使えることがわかったということで、これからマッカサンの国鉄工場でタイのレール幅で走れるようにホイールベースの長さを調整するそうです。

日本の鉄道技術は世界でもトップクラスであり、メンテナンスもいいことから、実はこれらの車両は2016年の退役以降、5年間も使っていなかったのですが、今でもコンディションは良好でタイではこれからリノベーションを施し、来年からサービスを始めるということです。

私にとっても思い出深い列車

実はもう15年以上前になりますが、私はGEキャピタルというGEグループの投資会社で、GEが日本で投資した不動産のアセットマネジャーとして関東以遠の不動産をすべて担当していました。選択と集中で有名なジャックウエルチがGEグループの総帥であった頃です。

従って、北海道にも3か月に1回は保有物件の現地打ち合わせに行っていたのですが、北見、旭川、札幌、そして函館と4か所に商業ビルを持ち、札幌では老舗ホテルの札幌グランドホテルのオーナーでもあったので、ホテルのすぐ近くでやっていた雪まつり、そしてマイナス40度の極寒の旭川で、凍ってつるつる滑る歩道を転びながら歩いたことなどが印象に残っています。

その時に、いつも道内の移動で使っていたのがJR北海道のディーゼル列車でした。真冬に旭川から網走行きの列車に乗って北見に向かった時などは、雪が深く列車の両側が雪の壁で何も見えなくて、これが北海道かと思ったものです。

もしかすると、今回タイに届いた列車にも当時乗っていたかもしれません。実際、車内の写真を見ると、ああ、こんな感じだったなあと思い出深い列車です。

北海道とはいえ、エアコンもついているので、タイでは暖房は使わなくても冷房もちゃんと完備しているし、あと20年ぐらいタイで走り続けてもらいたいものです

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