新年は日本で迎えよう!

日本政府、3日間の隔離待機は取り下げ

タイから日本に帰国する場合、これまで課されていた3日間の隔離待機期間を9月20日以降なくすとの公告が、昨日、日本政府からありました。

実は、私の知人がつい先日、アメリカからの出張の帰りに成田の隔離ホテルで缶詰めになったそうです。隔離期間のホテル代は国が負担するということもあって、わずか4畳半ほどの狭い部屋に3日間閉じ込められ、かなり気が滅入ったとのことでした。

従って、タイで新たな変異株等で第5波の感染爆発でも起こらない限り、我々が今度日本に帰国する時にはホテルでの待機期間がないので、我々のようなタイ在住者にとってはグッドニュースです。

タイ政府間での意思疎通の悪さ

私は昨年の3月6日、タイで非常事態宣言が発令されるわずか2週間ほど前にぎりぎりセーフでバンコクに戻ってきたのですが、それ以来一度も帰国できていません。

それもあって、この正月ぐらいは何とか実家に戻ってゆっくりしたいと考えているのですが、同じような思いの人も多いはずです。

そこで気になるのが、タイに戻ってくるときの2週間の隔離検疫です。とにかく、タイで2回のワクチン接種を終わらせて、モープロームでワクチン完了証明さえもらえば、あとはタイに戻るときに、最悪でも7+7サンドボックスを使って、プーケットやサムイで1週間ずつのんびりしていればいいと考えているのですが、できればバンコクに直接入れて、しかも隔離検疫なしになるのがベストです。

しかし、今回スポーツ・観光省のピパット大臣は当初10月1日予定であったバンコクのリオープンを10月15日に延期したと発表したものの、これに対しアスウインバンコク都知事がそんなことは受け入れられないと拒否したことで、政府間の意思疎通の悪さが浮き彫りになっています。

For those experienced in Thai bureaucracy, it will come as no surprise that the left hand doesn’t know what the right hand is doing. 

タイの官僚制度に精通した人にいわせれば、右手がなにをしようとしているのか左手が知らないのがタイの政治であり、いつものことである。

Thaiger

ちなみに、上のような面白いことが新聞に書いてありましたが、これは日本でも国の政府と東京都知事の間で意見の相違があることは珍しくないので、それほど驚くことでもありませんが…。

ただ、そもそもプラユット首相が6月に、120日後の10月15日にはタイを開国するという計画を打ち出したので、これに沿ってピパット大臣やアヌティン大臣が10月のバンコク・リオープンに固執しているらしいのですが、そんなこと知るかとばかりにバンコク都知事が拒否したことから、少なくともバンコク都知事はプラユット首相の子分ではなかったことがわかりました。

バンコク都によれば10月22日にはワクチン接種率70%達成

さて、そのバンコク都知事によれば、18歳以上のバンコク都民で2回のワクチン接種が終わっているのは、現時点でまだ40%以下であり、これが70%に達するのは今の予定では10月22日とのことです。

そして、まずそれを達成してから感染状況を確認し、医療専門家等の関係機関と検討してバンコクのリオープンを決めるということであり、これには多分、プラユット首相も口を出せないし、いつまでにという期日もはっきりしていません。

ただ、予定通り10月22日で接種率が70%に達するのであれば、うまくいけば11月からバンコクもサンドボックスに入れるのではないかとも思います。

ただし、その場合でもサンドボックス計画は完全に自由というわけではないので、この場合は、我々も日本からバンコクに戻ってきた際に、毎日外出は可能となっても他の県に行かないように、自宅でなく都内のホテルで2週間の検疫期間を過ごさなければならないかもしれません。

いずれにせよ、タイはコロナ感染が収まってない中、外国人に国をリオープンするという道を選んだのであり、これは現在世界で5つしかない国の1つになります。

すなわち、コロナを完全に撲滅できない以上、今後はコロナとの共生を選び、外国人観光客に国を開放するという方針を打ち出しているのは、シンガポール、南アフリカ、デンマーク、チリ、そしてタイであり、これから世界的な実験が始まることになります。

コメント

  1. いつもコメントありがとうございます。
    いつも方針がころころ変わるタイなので、私もあまり期待はしていませんが、できる限りこの正月は1、2ヵ月帰省しようと思っています。
    少なくとも、タイに戻った時にバンコクのホテルで15日間隔離生活というのがなくなっただけでも助かります。
    いずれにせよ、タイ経済はリスクを取ってでも外国人に開国しなければ立ちいかなくなるので、いつまでも鎖国はしていられないと思っています。

  2. 西尾 より:

    バンコク都知事であるアサウィン・クワンムアン氏は、警察畑であり、所属政党は民主党ですから、ブラユット首相とは畑が違いますね。
    さて、バンコク、チェンマイ、パタヤの「開国」「解放」ですが・・・言葉だけで、中身が全く発表されないので、信用できません。
    個人的には、今の強制隔離とあまり変わらない内容になるのでは?と危惧しています。
    プーケット島やサムイ島とは、タイ本土は違うので・・・隔離なしの外国人の入国は難しいでしょう。
    入国後3日間は隔離ホテルに缶詰めで、3日後のPCR検査で陰性なら、ガイド付きで、特定の観光地へ行くだけの外出しかできないでしょう。自由に歩くことなど無理でしょう。
    自由に外出できるのは、早くても7日目以降、下手をしたら10日目以降?
    また、日本のタイ大使館でCOE(入国許可証)の取得など面倒な手続きも残るでしょう。
    (ワクチンパスポート、陰性証明を持った)隔離なしのタイ入国が可能になるのは、来年1月も規模しいのではないか?と見ています。
    シンガポールでは、ワクチン接種率が80%を超えて、世界一ですが・・・8月10日に規制を緩和して「WITHコロナ」を始めたら、新規感染者数が急増しています。昨日は906人と、東京の3倍(人口比)も出ています。(死者数が少ないのが救いだが)
    シンガポールの隔離なし入国もどうなるのか?予断を許しません。

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