国民に見放されたプラユット政権、それでもまだ続く?

今度はプラユット首相と法廷で戦おうとする野党

Thailand’s opposition parties plan to take legal action against the Prime Minister Prayut Chan-o-cha and several of his ministers, following last week’s no-confidence vote that went in the government’s favour. 

不信任案が否決された野党は、プラユット首相及び数人の閣僚に対し裁判で争う計画である。

Thaiger

新聞等によると、この野党の提訴内容は、憲法違反と汚職禁止法違反の2つの側面からということのようです。

まず、今回の不信任案決議にあたり、プラユット首相が複数の議員に500万バーツずつ現金による賄賂を渡して不信任案を否決させたというのが野党側の提訴理由です。この件に関して、プラユット首相は当然否認していますが、野党側は確固たる証拠を握っていると主張しており、裁判でその証拠を出して戦うつもりのようです。

本当にそんなことがあったのかはっきりしませんが、もしこれが真実なら、この政権はもう汚職にまみれた腐れ政権になってしまっているということでもあります。

また、「プラユット首相のシノバック購入疑惑」で書いたように、シノバックワクチンの入手に関して中国政府との合意内容や契約内容の開示をあくまで拒否する現政権に対し、国民の不利益になることをしたという憲法違反があったということでも訴えるようです。

私もまだ詳しいところはわかっていませんが、いずれ野党6党が結束して正式に提訴した時に、その訴訟内容がはっきりしてくると思います。

しかし、「何が悲しくてシノバックばかり追加発注するの?」で書いたように、結局プラユット首相は国民の反対を無視して、またも1,200万接種ものシノバックを購入してしまったわけですが、今度はこれらを使うために、今後アストラゼネカの2回打ちを禁止し、まずはシノバックを1回目、そして2回目をアストラとするというおかしな命令まで出しました。

つまり、大量に購入したシノバックを誰も打とうとしないので、国民に半強制的に打たせるようにしたのではないかと思われても仕方がないようにも思えます。

表向きの理由は、アストラの場合、1回目と2回目の接種の間が12週間と開きすぎるので、1回目接種後3週間で2回目を打てて時間短縮ができるシノバックを使うというものです。しかし、これまでワクチン確保に失敗してきたことは棚に上げ、今度はこんなことまで一方的に国民に強制するというのはおかしいと思いますが。

国民からも期待されないプラユット首相

On the question of the possibility of Prawit becoming prime minister following the next election, 77% said it was not possible, 63% said it was totally not possible, and 14% said it was unlikely to happen. 14% said it was quite possible he will be PM, and 5% said it was highly possible. Another 5% did not have an answer or weren’t interested in answering the question.

次の選挙でもプラユットは首相になると思うかというアンケート調査に対し、77%が不可能といいう回答であった。そして、その内訳は63%が絶対無理、14%がそれはないだろうというものであった。一方、14%が彼がまた首相になる可能性は高い、5%が非常に可能性が高い、5%が無回答というものであった。

Thaiger

さて、これはNational Institute of Development Administrationというところが、バンコクだけでなく全国をベースに1,310人のタイ人に対し、今後のプラユット政権についてアンケートを取ったものですが、今回、野党のプラユット首相不信任案が否決された以上、先に書いた裁判で勝てば別ですが、このままでは2023年6月の任期満了まで現政権が続くことになると思います。

これに対し、実際にタイ人達がどう思っているかというアンケート調査がこれですが、連日、バンコクで行われている首相辞任を要求するデモ隊だけでなく、全国の国民がプラユット首相はもういいから降板しろと考えているのがわかります。

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