タイ観光産業復興の生命線、サンドボックス計画続行!

プーケットはとりあえず成功?

TAT(タイ政府観光局)がタイ観光産業の起死回生策とし、プラユット首相も駆けつけて鳴り物入りで始めたサンドボックスですが、あれから1か月が経ちました。

この間、仕事を求めてプーケットに入ってきたタイ人による感染が出たりと、それなりのトラブルも出ましたが、この表にあるように、まずは14,000人の観光客と829百万バーツ(約29億円)の観光収入があったということです。

主な外国人観光客は、アメリカ、イギリス、イスラエル、フランス、ドイツからということで、どこもワクチン接種率の高い国です。日本も次第にワクチン接種率が上がってきているので、近いうちにこの中に入ってくるようになるかもしれませんが、現在日本に一時避難している駐在員や、もう1年以上タイに戻ってこられていないリタイアリーが増えるのではないかと思います。

果たしてこの規模の観光客で本当に成功なのかというと、私にはよくわかりませんが、少なくともTATは成功だと自画自賛していて、今後、7月から9月までの3か月間で10万人の観光客を達成できるとの予測を立てています。

つまり、8月と9月で観光客が急増し、2ヵ月間で86,000人、観光収入も89億バーツ(約300億円)が見込めるという強気の予想です。

ちなみに、プーケット住民の89%が少なくとも1回のワクチン接種済で、69%が2回接種済ということですが、政府によるサンドボックス開始の条件であった、住民の70%がワクチン接種していることをクリアしたわけです。

もしここでワクチン接種を拒否する人が多く出ていれば、このサンドボックスも始まらなかったわけですが、プーケット住民も背に腹は代えられないということで、89%もの人たちがワクチン接種に応じたのかもしれません。その結果、先月、プーケットで働く人たちは全体で210百万バーツ(約7億円)のサラリーを受取ることができたということです。

計画通りグラビとパンガーも今月サンドボックス開始

さて、先月のサムイに続いて、今月からはグラビとパンガーもサンドボックスにジョインします。今までも観光客は2週間の検疫期間をプーケットとサムイで半分ずつ過ごすことができたのですが、この2つが新たに参加することによって、これからは7+7の検疫に対する選択肢もさらに広がります。

つまり、プーケットで1週間過ごし、次はグラビで1週間過ごすことも可能になり、これが終わればタイ国内の他の地域にも検疫なしで移動することができるわけです。

なお、当初は日本はワクチン接種済のビジネスマンしかサンドボックス計画に入れないことになっていたのですが、今はその制限はなくなり、一般の人もワクチン接種さえ終わっていれば、タイに入国できるようになりました。もっとも、日本のワクチンパスポートはまだタイでは使用できないという情報もあるので、今すぐにというわけにはいかないようですが…。

計画通り行けばバンコクも10月に開放

そして、タイ政府はこのサンドボックス計画を観光産業復興の生命線と位置付けていて、何としても計画通り進めるつもりのようです。

そして、上のスケージュール表の通り進めば、いよいよ10月にはバンコクもオープンになります。さすがに今の感染拡大を考えれば厳しいのかもしれませんが、それまでにワクチン接種も進み、感染爆発が収まっていれば可能性はあると思います。

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