つけが回ってきたモリソン首相とプラユット首相

タイと状況が同じオーストラリア

これは現地のオンライン紙、ターンセータギットに載っていた記事ですが、タイの呼吸器系医師のマヌーン氏がオーストラリアの医師の講演を聴いたところ、タイと同じことがオーストラリアでも起こっていると感じたということで寄稿しています。

หมอมนูญเผยบทเรียนประเทศออสเตรเลียคล้ายคลึงกับประเทศไทย ชี้ระลอกแรกสามารถหยุดการแพร่ระบาดของโควิด-19 ได้ดีด้วยการล็อกดาวน์ และไม่เห็นความสำคัญของการสั่งวัคซีน สุดท้ายปัจจุบันวัคซีนมาไม่ทันต่อสถานการณ์

タイのマヌーン医師は、オーストラリアでもタイと同じようなことが起こっていて、このレッスンから学ぶべきであるといっている。つまり、昨年の第1波の感染爆発をロックダウンでうまく封じ込めたことから、オーストラリア政府もワクチンの確保はそれほど重要性ではないとたかをくくっていたせいで、ワクチンの入手が遅れ、今回のように制御できなくなっているのである

ターンセータギット

ワクチン獲得の遅れで国民に謝罪するモリソン首相

このオーストラリアの大学教授の講演概要は以下のようなことです。

昨年、オーストラリアは世界でもコロナの感染拡大を封じ込めた安全な国として高く評価されていて、その経験から短期間のロックダウンさえすれば感染拡大は容易に抑えられると考えていた。

一方、同じくロックダウンしたにもかかわらず、アメリカやヨーロッパの国々では多くの感染者と死者が出てしまい、これらの国はロックダウンだけではこのパンデミックは抑えられないとわかっていたことから、最初からワクチンの獲得を急いでいた。

この点で、既にコロナに対する認識が全然違っていて、オーストラリア政府は早目にワクチンを入手して第2波に備えることを怠ってしまった。その結果、オーストラリアでワクチンを2回接種した率はまだ11%と低く、今もロックダウンが続いている。

そして、7月22日、モリソン首相は国民に対しワクチン獲得に遅れてしまった自分のミスを認め、謝罪したのである。

ターンセータギット

確かにオーストラリアも昨年は感染を抑え込んでいたし、こういう点を指摘されると、なるほどタイでも政府はロックダウンの成功を自画自賛していていたし、状況は同じだったと頷いてしまいます。

もっとも、私も昨年末の第2波以前までは、ワクチン調達は急がなくてもいいのではないかと思っていたし、ましてや中国ワクチンなど信用できないので、アストラゼネカの国内生産を待っていればいいと思っていたのですが…。

プラユット首相も国民に謝罪した?

これはタイも同じで、第1波の時はタイも厳しいロックダウンで感染を封じ込め、WHOからニュージーランド、ベトナム、台湾に次ぎ世界で第4位の安全性を誇っていたことから、オーストラリア同様、ワクチン調達競争にはあまり興味を示していなかった。

วันนี้เรากำลังเผชิญกับการระบาดใหญ่รอบที่ 3 ประเทศไทยถูกจัดให้เป็นประเทศที่มีการติดเชื้อมากเป็นอันดับที่ 47 ของโลก ไทยฉีดวัคซีนเข็มแรกให้ประชาชน 17 % นายกรัฐมนตรี พล.อ.ประยุทธ์ จันทร์โอชาแสดงความเสียใจที่วัคซีนมาช้า (ดูรูป)
そして今、大きな第3波の感染爆発に直面し、タイは47番目にランクダウンし、世界でも感染の多い国となってしまっている。現在のタイの第1回目ワクチン接種率はまだ17%という状況で、プラユット首相はワクチンの調達が遅れたことを後悔している

ターンセータギット

ただ、細かいことをいえば、このマヌーン医師は両国は同じといっていますが、このターンセータギットの英文では、プラユット首相はSorry for slow vaccine supplyとあるだけで、必ずしも謝罪しているとは限りません。ここがちょっとモリソン首相とは違うような気がします。

それに、タイ語の説明ではแสดงความเสียใจที่วัคซีนมาช้าとあり、(首相は)ワクチンの入手が遅れたことを残念に思っているとか、悲しんでいるというニュアンスにしか取れないので、どうもモリソン首相のようにはっきりと国民にapologize(謝罪)しているのとはちょっと違うようにも思えるのですが。

さらに、本当かどうか知りませんが、Prayut says he takes full responsibility.(プラユット首相は自分が全責任を取るといっている)ということなので、それならこれだけ辞任しろというデモが繰り広げられているのだから、さっさと引責辞任し内閣解散総選挙を行うべきだとも思うのですが、一方で絶対に辞任しないといっているところが矛盾します。

まあ、いずれにせよ、昨日も書いたようにさらに1,090万接種分ものシノバックを買うとすれば、ワクチンの数だけそろえればいいというものでもないので、これには国民も全然納得しないと思うのですが…。

コメント

タイトルとURLをコピーしました