バンコクより先にパタヤ市場が復活か(その3)

ところで、Nationによると先週金曜のCESAの会議では、実は以下の条件付きでワクチン接種済の外国人観光客に対して、プーケットでの隔離検疫を免除するという“サンドボックス”計画が承認されたということであり、まだ本決定ではないようです。

Prime Minister Prayut Chan-o-cha, in his capacity as CESA chairman, however, has instructed TAT to discuss the plan with Phuket’s governor and CCSA(the Centre for Covid-19 Situation Administration) first before making it official.

CESAの議長であるプラユット首相は、TAT(タイ政府観光局)に対して正式決定する前にプーケット市長とCCSAにまず相談するようにとの指示を出した


従って、最悪もしプーケットのこのプランがCCSAに却下されれば、当然それに続く計画の5つのリゾート地の1つ、パタヤも隔離検疫免除は実現できないことになり、検疫なしでの外国人観光客入国は来年以降になる可能性はまだ高いと思います。

ましてや、コンドミニアム市場に関していえば、少なくとも地元住民の7割以上がワクチン接種済であることがタイ政府の隔離検疫免除に対する前提条件であり、人口の比較的少ないリゾート地であれば、住民に優先的にワクチン接種して7割を達成することができるものの、800万人もいる大都市バンコクではもっとずっと先になり、隔離検疫がある以上、外国人投資家もなかなか戻ってこないのではないかと思います。

それもあって、バンコクよりもパタヤの方が外国人投資家が早く戻ってくることから、パタヤの不動産マーケットが先に復活すると考えられるわけです。

さらに、プーケットやサムイに比べてパタヤの方がポテンシャルが高い理由は先にもちょっと触れましたが、以下のナイトフランクの説明の通りです。


“Even though we expect a market slowdown in 2020-2021, with new supply being postponed or cancelled as the demand weakens due to the pandemic, in the long term, the condominium market in Pattaya is promising as it is strategically located in the Eastern Economic Corridor (EEC). The U-Tapao Airport, just over 40 kilometres away from Pattaya, is expected to become Bangkok’s third airport, which will be connected by a high-speed rail line to Bangkok, through Pattaya. These projects will boost the number of foreign and local visitors to Pattaya, thus increasing the number of potential condominium buyers, driving the condo prices upward.

2020年から21年の2年間は、コロナの影響による需要減でコンドミニアムの新規供給が延期されたり中止されたりすることから、市場は低迷すると予測している。しかし、長期的にはEEC開発の恩恵を受けることからパタヤのコンド市場は有望である。パタヤから40キロ先のウタパオ空港はバンコク第3の国際空港となる予定で、新幹線でパタヤを経由してバンコク都に直結する。そして、これらのプロジェクトが完成すれば、国内外の観光客をさらにパタヤに引き寄せることになり、その結果、コンドミニアムに対する投資需要も増大し物件価格も上昇することになる

パタヤ5

ちなみに、もしパタヤの不動産を買う場合は、次のナイトフランクのコメントにあるように、不動産投資で極めて重要なポイントである開発用地の払底が既に起こっていること、しかもランドアンドハウスの人気ショッピングモール、ターミナル21も近くにオープンしたことで生活利便性も増したことから、やはりウォンガマットがベストだと考えています。

Wongamat marks the most exclusive and expensive area, partly due to the lack of developable beachfront land, and partly because it is possible to build right up to the beach, as opposed to most of Pattaya where the beach is on the opposite side of the road.”

ウォンガマットはパタヤでも特別な高級住宅地であり、その理由は海岸沿いに開発用地がほとんど残ってないことや、海岸とコンドミニアムを隔てる道路がなく直接海岸沿いに建設できることなどがある


一方、この数年やたら新規開発が多かったジョムティエンでは販売在庫がまだかなりあり、開発できる土地もたくさん残っていることから、将来の供給過剰が心配であり、当面は避けておいた方がいいと考えています。

従って、私ならウォンガマットで、ビーチフロントとまではいわなくても海岸から少しぐらい離れていてもいいので、オーシャンビューのある1ベッドか2ベッドを買っておけば、たとえ建物は古くなっても将来EECの発展に伴って安定した資産価値を維持できると考えています。

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