プラユット政権が続く限りタイバーツ下落は続く?

コロナ禍の中、プラユット首相辞任を求めて街に繰り出すデモ

国内で毎日6,000人前後の感染者が出る中、先週の土曜、バンコクでは多くの人が街に出てきて、プラユット首相の辞任を要求するデモ行進をしました。といっても、感染リスクを減らすためだろうと思うのですが、多くの人が車やバイクに乗って距離を取っているので、まあ集団感染は大丈夫なのだろうと思います。

昨年始まった学生デモはエスカレートした結果、結局王制改革にまで要求が及び、次第に焦点がぼけてしまったのですが、今回のデモは学生というより一般庶民が中心で、現政権の交代要求へと変わってきています。

私も今年に入ってからのプラユット首相以下、現政権の施政はワクチン入手や経済運営で失態が多く、どうもうまくいってないと感じていたのですが、プラユット首相が10日ほど前、今の任期中は絶対に辞めないと公言したのを見て、これはもう完全に権力に執着してしまっているように思え、任期中のあと2年もこんな調子で経済の舵取りをしていくと、タイは今のASEANでGDP2位という経済的地位から3位、4位へと転落していくのではないかと思うようになりました。

今回のデモは国民の総意

これについて、現地の経済紙、ターンセータギットで興味深いコラム記事があったので、一部ピックアップしてみます。

ความยินยอมของประชาชน จึงเป็นการยินยอมเพียงชั่วคราว มิใช่ถาวร เพื่อให้ท่านอยู่ในอำนาจโดยไม่จำกัดเวลาแต่อย่างใด ขณะนี้เวลาแห่งภารกิจนั้นได้สิ้นสุดแล้ว แต่การเมืองของประเทศกลับมิได้ดีขึ้น การปฏิรูปประเทศมิได้เป็นจริงแต่อย่างใด เวลาแห่งการอยู่ในอำนาจของท่านจึงต้องมีวันเลิกรา นี่คือ สัจธรรมของการเมือง อาการที่ประชาชนเคยสงบนิ่ง ได้สิ้นสุดลงแล้ว

(2014年に)国民が軍のクーデターを受け入れたのは一時的なものであり、プラユット首相が無期限で権力の座につくことを認めたということではない。そして今、あなたの役目は終わった。この国の政治は全く改善されてないし、国を改革することもできてない。従って、あなたが首相の座に居座って権力を持つのはもう終わりにしなければならない。これが政治の真実であり、民衆はこれ以上おとなしく我慢できなくなったのである。

ระยะเวลาปีที่ 8 แห่งการอยู่ในอำนาจของท่าน จึงเป็นระยะเวลาที่ประชาชนเห็นว่าเพียงพอ แก่ความจำเป็นของสถานการณ์บ้านเมืองที่มีการใช้อำนาจพิเศษแล้ว นี่คือความรู้สึกร่วมกันของประชาชนส่วนใหญ่ในสังคม ขณะนี้ ประชาชนส่วนใหญ่ต้องการการคืนกลับสู่ความเป็นประชาธิปไตย

権力の座に8年もの間居座り、(軍事政権という)特別な権力を使って国民を強制する政治にはもううんざりだと国民の大半は考えている。

นี่คือสภาพความเป็นจริงทางความคิดของผู้คนส่วนใหญ่ในสังคม ไม่เว้นแม้กระทั่งคนที่เคยชมเชียร์และเป็นกองหนุนท่าน การยอมรับความจริงในเรื่องนี้ จึงเป็นพื้นฐานสำคัญของการตัดสินใจทางการเมืองของเหตุการณ์ปัจจุบัน

これはタイ社会の大半の人々が本当に思っていることであり、かつてあなたの軍事政権を支持しサポートしていた人達でさえもそうなのである。従って、あなたはこの真実を受け入れ、今起こっている事態を基に政治的決断をするべきである。

ターンセータギット

つまり、2014年5月のクーデターで国民から支持されてできた政府というのがプラユット首相の論理でですが、これももう8年目に入った現政権に対して、結局何も良くなっていないのだからもう十分だ、ここで民主主義の政権に交代するべき、というのが今回のデモですが、これはまことに正論です。

タイバーツ下落はワクチン接種の遅れだけが原因ではない

これが今朝のドル・バーツ為替レートですが、毎日のようにドル高・タイバーツ安が進んでいるのがわかります。グルンタイ銀行のコメントでは、米ドルは最近の景気回復期待からほぼ全通貨に対して独歩高となっているが、タイバーツはワクチン接種も進まず、景気回復も全然見えてこないことからASEAN通貨の中でももっとも売られているということです。

そして、今のプラユット政権が続く限り、まだまだ経済不況は続くと思われ、市場はタイバーツを買おうとしないような気がします。つまり、海外からの資金流入もなくタイバーツの下落は止まらないということです。

我々日本人にとってはバーツ安はありがたいことですが、それにも限度があり、タイ経済が悪くなる一方だとこれもよくありません。やはり、そろそろ正しい選挙で選ばれた民主的な政権に交代するべきときです。

コメント

  1. 久世 より:

    プラユット政権はCPグループと結託した汚職政権だと思います。

    • それもあるでしょうね。結局、誰がやっても腐敗政治は続くので、所詮、タイのような発展途上国は民主主義が成熟してない国だということです。

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