役立たずのワクチンであることが明らかになったシノバック

シノバックが効果なしとわかると困るタイ政府?

6月30日に、アメリカから無償供与されることになった150万接種分のファイザーワクチンについて、どのグループに接種するべきかを決めるタイ保健省内の会議がありました。

その中で、12歳から18歳までの若年層の第1グループ、高齢者等のリスク層の第2グループ、そして医療の最前線で働く医療関係者の第3グループのどれかということで協議されたのですが、結局、プラユット首相以下政府高官の判断に委ねるようです。

そして、その会議の中で書かれた次のようなメモが外部に漏れてしまい、昨日、多くのニュース記事で取り上げられることになりました。

While the documents listed 16 comments from the meeting, the one that drew the most criticism was the 10th, which reads: “At present, if it [Pfizer vaccine] is administered on the third group, it is tantamount to admitting that Sinovac vaccine offers no protection. This will make it harder to defend it”.

この会議メモには16のコメントが記されているが、もっとも批判されているのは10番目に書かれている次のコメントである。”もし今、第一線でコロナと戦う医療関係者にファイザーのワクチンを追加接種すると、事実上シノバックは全く効果がないことを認めることになってしまうので、今後中国製ワクチンの接種を擁護するのが難しくなる”。

バンコクポスト

これは、政府委員会の誰がいったコメントなのかわかりませんが、当初、2月に医療関係者は最優先でワクチン接種されたため、その9割以上がシノバックでした。

そして、これが効かないとなると、政府として今後国民に対して中国製ワクチンを使えなくなってしまうというバカみたいな理由で、本来なら危険を伴う第一線で働く医療関係者に対して、さっぱり効かないシノバックのバックアップとしてファイザーをブースター接種するべきところなのに、これを反対しているわけです。

また、タイ政府内部でも、実はシノバックは変異株には効かないことを知っているのに、これまで中国製ワクチンを大量に購入し国民に接種してきた手前、格好がつかないので隠していたとロイターなどは叩いていますが、もしそうだとすれば、タイ政府は本末転倒です。

それに、先日「中国ワクチンを優先したいタイ政府の本音が見え隠れ?」で書いたように、タイ政府がインドネシアよりも160億円も高い値段でシノバックを買っているのはなぜかと野党の議員が疑問を提起した通り、確かにこれについても不可解です。

多くの医療関係者が倒れていく中、ファイザーをブースター接種したい医療界

一方、現場でコロナと戦う医療関係者にとっては、既に能力の限界まで来ている中で、これ以上の犠牲者はだせないということで、政府に対してファイザーを打ってほしいという要求をしています。

there have been reports that hundreds of fully vaccinated doctors and health workers have been infected and some of them are critically ill. Hospitals have therefore urged a booster dose of mRNA vaccine for this group.

(シノバックの)ワクチンを2回接種したはずの医者や医療関係者が既に数百人もデルタ株に感染し、中には重篤な状態になっているものもいる。したがって、医療界は医療関係者にmRNA(ファイザー)のブースター接種を打つことを政府に訴えている

バンコクポスト

こういうのを見ると、これまでは誰もいわなかったものの、結局、ファイザーかモデルナがベストということをみんな知っているのだろうと思います。

野党の動き

これに対し、野党であるプアタイ党は以下のようなコメントを出してプラユット首相に対し、いちいち行政にまで口を出すのは政治家の越権行為であり、邪魔をするなと攻撃しています。

確かに、プラユット首相はCCSAの議長になったりしてコロナに関してもほとんど権限移譲せず、なんでも自分で決断を下そうとしますが、まるで軍隊のようです。日本の総理大臣がそこまでするかと思うと、この野党の批判もごもっともだと思います。

พรรคเพื่อไทยจี้รัฐฉีดวัคซีน mRNA ให้บุคลากรทางการแพทย์ทันที อัดแหลก”ประยุทธ์”เลิกเป็นตัวถ่วงประเทศ

野党のプアタイ党は、政府がmRNA(ファイザーワクチン)を直ちに医療関係者に接種する決定を下すべきである。そして、(権力に固執する)プラユット首相は国の行政の邪魔をするな、と訴えた。

ポストトゥデイ

インドネシアでも同じ結果が!

โควิด-19 : ผู้เชี่ยวชาญเรียกร้องฉีดซิโนแวคโดสที่ 3 หลังหมอ-พยาบาลอินโดฯ เสียชีวิตแม้ได้รับวัคซีนแล้ว

コーヴィッド19:シノバックワクチンを2回接種したにもかかわらず、インドネシアでは医者や看護師が次々と死んでいく中、専門家はシノバックの3回目接種でブーストすることを要求している

“มันไม่มีผลเลย”
จากจำนวนบุคลากรทางการแพทย์ 949 ราย ที่เสียชีวิตระหว่างเดือน ก.พ.- มิ.ย. มีแพทย์อย่างน้อย 20 ราย และพยาบาลอย่างน้อย 10 ราย ที่เสียชีวิตแม้ว่าจะได้รับวัคซีนซิโนแวคครบ 2 โดสแล้ว

”シノバックは全然効かない”
2月から6月までの間に感染して死亡した医療関係者949人の内、シノバックを2回接種していた医者が少なくとも20人、そして看護師が10人はいる。

カーウソット

残念ながら、インドネシアは今のところシノバック一辺倒であり、ファイザーどころかアストラゼネカも入ってきてないようで、効き目はないかもしれないシノバックの3回目ブースター接種しか打つ手がないのかもしれません。

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