感染者増加で再びバンコクのロックダウンか!

Bubble and Seal作戦は一時しのぎ

これは昨日、タイ政府のフェイスブックに掲載されたアナウンスメントです。CCSA(COVID-19問題解決センター)内で増え続ける感染者数に対して、バンコクを1週間ロックダウンするべきとの提案があったものの、検討結果、以下の理由でとりあえずは感染地帯を封じ込める戦略がベストと判断したとのことです。

If the lockdown measure is deployed in Bangkok, it will cause unemployment among some groups of laborers, and those people will move out to other provinces. So the best practice that is currently applied is the “bubble and seal” strategy, closing specific places that have an outbreak, such as markets and factories, to reduce the impact on the economy and society.

もし今、バンコクでロックダウンをしてしまうと、職場が閉鎖となったことで失業者が出ることになる。その結果、職を失った労働者たちは他の県に移動して感染をさらに拡散してしまう。
従って、現時点でのベストな策は、集団感染が起こった市場や工場等の特定地域だけを限定して閉鎖する”Bubble and Seal”作戦により、タイ経済やタイ社会が受けるダメージをできるだけ小さくすることである。

バンコクポスト

実際、既に集団感染が発生しているバンコクの工事現場などでは、その労働者たち(主にミャンマーの外国人労働者)を居住施設に隔離し、外出できないようにして封じ込めていますが、これをほかの集団感染が出たところでもやろうということです。

ICUのベッドはほぼ満床状況

しかし、シリラート病院の医師は、今後感染者数が今の4桁から5桁に増加する危険性があり、その場合、病床不足となり医療崩壊の危険が迫っているのですぐにロックダウンするべきと反対しています。

特に高齢者と基礎疾患を持つ感染者が増えていることから、重症患者をケアするICUはもう5%しか病床が空いておらず、かなり危機的な状況のようで、以下が彼のコメントです。

“The last solution to the crisis is to lock down Bangkok for at least seven days to fix these existing problems and prevent new ones.
“This time, people in Bangkok must be prevented from returning to the provinces — a mistake which was made during Songkran”

今の危機を乗り切る最後の手段として、少なくともバンコクを7日間ロックダウンするべきである。そして、ソンクラン休暇の時のミスを繰り返さないためにも、ロックダウンの期間中はバンコクから誰も帰省させないことだ。

バンコクポスト

 バンコクがロックダウンされる可能性は高い

バンコクポストによれば、最近は市民が各種規制に従わなくなってきていて、その気の緩みが感染者数の増加につながっているとの指摘もあり、これについては私もそうですが、みんなもういい加減うんざりだというのが本音だろうとも思います。

しかし、上の表を見ても確かに病床数の約8割がもう感染者で埋まっているし、今後も感染者が増え続ければ大変な状況になりそうです。

政府も今は経済に与えるダメージを危惧してBubble and Sealなどという局所的な封じ込め策でなんとか凌ごうとしていますが、800万人ともいわれる人口が密集する大都会バンコク都で、これは難しいと思います。

従って、近いうちにいよいよ2回目のロックダウンが発令される可能性は高いように私は思うのですが、もし自分が感染して万が一重篤な症状になった時、ICUが空いておらず手の打ちようがないというような医療崩壊になっているのも怖いので、しばらくは人混みの中には出かけて行かないようにしようと思っています。

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