プラカノーン~オンヌットの市場予測(その2)

さて、プラカノーンはオンヌットに比べると買い物やレストランといった生活利便性ではやや劣るものの、シーロムやワンバンコクにつながるラーマ4の起点なので、オンヌット以上に交通の要所であり、アソークやプルンチットのCBDで仕事をする外国人も多いことから、距離が近い分、オンヌットよりもっと外国人比率が高いと思います。それに、最近は駅前にサマーヒルという商業施設ができたことで、以前に比べれば生活利便性も向上しました。

プラカノーン

ちなみに、最近はオンヌットの先のバンジャークでも、欧米企業の現地法人や支店が増えてきていることから欧米人をよく見かけるようになってきていますが、今後、ウドムスクのバンナートラッドとの角で建設中の巨大なバンコクモールができると、この流れにはさらに拍車がかかると思います。

一方、例えばパープルラインはどの駅に行っても、欧米人や日本人をほとんど見かけないことから、明らかに賃貸マーケットが違うことがわかりますが、同様にタイ人の自己居住需要が中心のイエローラインやレッドラインといった新線も、我々のような外国人が行う賃貸目的の投資には向きません。

ただし、バンコクのどのエリアでも今は賃貸市場も売買市場もよくありません。私の知人は先日、プラカノーン駅に近いプロジェクト、スカイウォークの高層階、51㎡をわずか15,000バーツ/月で借りたそうです。内装もきれいなので、ちょっと前までなら500バーツ/㎡は取れていたと思うのですが、今は4割も家賃が下落してしまっています。

従って、プラスプロパティがここでいっているように、あくまでコロナ危機が終わり、タイ経済が回復し始めれば外国人需要がまた回復してくるので、その時にはシティフリンジであるプラカノーンとミッドタウンフリンジであるオンヌットの外国人向け賃貸市場がまず最初に上向くというものなので、物件購入を焦る必要はありません。

一方、「「休むも相場なり」はさらに長期間続くのでは?」で書いたように、当面、中国人投資家は戻ってこないと思うし、売買市場は賃貸市場より回復にもっと時間がかかると思います。そういう意味で、外国人の賃貸需要の方が先に動き出しそうなことから、今年から来年にかけて、賃貸で家賃を稼ぐイールドプレイが目的の投資家にとっては、ちょうどいい仕込み時期がくるように思います。

もっとも、最近、ワクチンのモデルナ社が、「コロナの変異株の進化が非常に速く、近いうちに今のワクチンが効かない変異株が間違いなく出てくるので、コロナ禍はまだ終わってない」という不吉なコメントを出しましたが、不動産市場の回復もコロナの動向次第ということもあり、現時点では未知数が大きいのでリスクも当然あります。

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