バンコクの外国人、ワクチン無料接種は早くても8月以降

The Bangkok Metropolitan Administration (BMA) aims to allow foreigners to register for a Covid-19 vaccine from August onwards, BMA spokesman Phongsakorn Kwanmuang said on Thursday.

BMA(The Bangkok Metropolitan Administration)のスポークスマンは5月13日の木曜日、外国人のワクチン接種申し込みを8月から受付ける計画で進めていると語った。

Nation Thailand

これは昨日のNationに出ていた記事ですが、要するに我々外国人が無料でワクチン接種をしたければ、8月以降になるということです。もっとも、タイ政府の計画は大体いつも遅れるので、9月か10月、下手をすると年末になるということも十分あり得ますが…。

いずれにせよ、「ワクチンはコンタイファースト、外国人はやはり蚊帳の外でした!」で書いたように、やはりまずはタイ人が先で、ある程度タイ人に行きわたったところで、やっと外国人にも接種を始めるということです。そしてその後はホームレスにも接種するようですが、ホームレスよりは外国人を優先してくれてありがとう、です。

ところで、世界で先行しているアメリカでもワクチン接種を拒否する人が結構多く、年内に接種率70%達成は無理ということらしいですが、タイはもっと拒否する人が多いと予想されていて、実際、ワクチン接種の申し込み登録も政府の計画通りには進んでないようです。

一方、日本のニュースを見ていると、市長などが職権を使って我先に接種したのはけしからん、と問題になっているようですが、日本の高齢者はほとんどの人達が一刻も早くワクチンの接種を望んでいるように見えます。

タイの場合、ワクチンに対する不信感を持つ人が多いこともありますが、自分で接種するワクチンを選べないという政府のルールもネックになっていると思います。

そこで、同じく昨日のことですが、タイPBSで次のような記事が載っていました。

Currently, two COVID-19 vaccine brands are available under the Thai government’s free rollout, AstraZeneca and Sinovac, but recipients cannot choose which one they receive. Those who want to select a brand will have to wait until commercial “vaccine alternatives” arrive on the market.

現状、政府の無料ワクチン接種プログラムにはアストラゼネカとシノバックの2種類のワクチンしかなく、しかもどちらのワクチンにするか選ぶこともできない。これに不満を持つ人は、自分でワクチンを選べる”代替ワクチンプログラム”が始まるのを待たなければならない。

Thai PBS

これに関しては現在、400近い病院が加盟する私立病院協会(The Private Hospital Association)が政府と協議しているところです。

ちなみに、PBSによれば、4月末時点でこれを待っているタイの企業は2,629社もあり、たとえ有料であっても約92万人の従業員に早くワクチン接種をしてもらいたいということで、この需要は今も増え続けているそうです。

実際のところ、従業員のためを思ってというよりも、たとえ費用がかかっても従業員に積極的にワクチン接種をしてもらい、在宅でのリモートワークから以前のようにオフィスで働く普通の業務形態に早く戻したいと考えているのだろうと思います。

ところで、自費負担の場合の費用についてですが、まだ確定はしていないものの、サービス料と保険料込みで3,500バーツ前後ということです。ただ、この記事を読む限り、これが1回接種分だけの費用なのか、2回接種の1セット分なのかはっきりしません。

通常、ワクチンは2回接種が必要なので、もしかすると7,000バーツ(約24,000円)くらいかかるのかもしれませんが、自分の命にもかかわることなので、この際、金額は大した問題ではないと思います。

それより我々が知りたいのは、この代替ワクチンプログラムがいつ始まるのかということですが、残念ながらまだはっきりとは決まってないということなので、いつになることやらです。しかし、外国人向け無料ワクチン接種もどうせ遅れると思うので、それが始まる前にもしこの自費接種が可能になるのであれば、私なら迷わずこちらにします。(追記:今日のBBCタイランドによると、モデルナについては10月頃に接種可能になりそうだということです)

なお、現在の予定では選択できるワクチンのブランドとして以下の4つが挙げられていています。次々と新しいワクチンが開発されているようで、中には有効率100%という最新ワクチンも入っています。

  1. Moderna
  2. Novavax
  3. Sinopharm
  4. Bharat Biotech

アストラゼネカ(有効率70%)やシノバック(有効率50%)は政府にとってコストが安いのがメリットですが、血栓の問題が出たり効き目もいま一つということから、タイのアッパーミドルクラス以上は、自費でもいいのでリスクを取りたくないと考えているのだろうと思います。

この辺が日本とは違い、タイはアメリカと同様に自分の健康や命をお金で守る社会ですから、ワクチン接種を広げるためにはこういうお金持ち向けのプログラムが必要になるのも仕方がないのかもしれません。

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