海外不動産投資で世界のミリオネアを目指せ!

世界のミリオネア

最近、不動産コンサルタントであるナイトフランクが世界のお金持ちに関する2019年度版ウェルスレポートを出した。投資の知識がある人ならわかるはずだが、不動産というのは多くの場合、個人が資産形成する上で避けて通れない重要な資産でもある。

これによると、2018年は世界のHNWI(High Net Worth Individual)、つまり、自分が居住する住宅資産を除いて100万ドル以上の純資産を持つミリオネア層が1,960万人と約2,000万人になった。日本語で簡単にいうと、いわゆる億万長者達である。

例えば、あなたの自宅を除外して、それ以外の不動産を含む全金融資産から、住宅ローンを含む全負債を差し引いたのが、この計算上の純資産である。

すなわち、それが1億1,000万円以上あれば、あなたは世界の富裕層、上位2,000万人に仲間入りできるわけだ。実際、比較的貧富格差の小さい日本の場合、人口100万人当りのミリオネア比率は、アメリカ、ドイツを抑えて世界でトップということである。

また、税金の高い日本においても、純資産が3,000万ドル(33億円)を超えるUHNWI(Ultra High Net Worth Individual)の超大金持ちが2万人近くいて、これはアメリカに次ぐ世界2位であり、実はアジアでは中国をも凌駕しているというのが興味深い。

自主年金計画

ところで、つい先日、マネーガイドで『老後にいくらのお金が必要かというゴールを明確に』という興味深いコラム記事を読んだ。それによると、これから退職する世代の人達が年金以外に必要だと考えている老後資金は2,000~3,000万円というアンケート結果があるそうだ。

しかし、これは単に感覚的な期待値でしかなく、実際には毎年年金で不足する必要な生活費を積上げて計算すると、お金の心配をしないで人生をまっとうするには、少なくとも5,000万円の金融資産が必要とのこと。

さらに、老後は海外に移住したい、世界中を旅して回りたいなどの積極的な人生計画がある場合、所要金額は当然それ以上に膨らむ。

実際、筆者も現在、タイと日本を行ったり来たりの二重生活をしているが、自宅が2つ必要な上に、最近は円安バーツ高が進んだことから、バンコクの方が日本より生活費が安いという実感もあまりなくなった。

いわゆる「バンコク沈没組」と呼ばれるような切り詰めた生活でなく、ゴルフや旅行、食事会や飲み会に出たりとそれなりの生活をしていると、海外ロングステイも結構生活費がかかる。

従って、残念ながらいわゆる年金の「勝ち逃げ世代」でない筆者にとっても、これは他人ごとではないのである。

それに、今後ますます日本社会の老齢化が進んでいく中、今の公的年金の状況では、30代の働き盛りの人達などは将来の老後のために、さらに多くの「自主年金」を自力で作り上げていくしかない。

その意味で、リタイアする頃までには世界のミリオネアに仲間入りする、ということが、老後に確実なフィナンシャルフリーダムを実現するためのライセンスだろうとも思うのである。

海外不動産はカントリーリスク、市場の成長性、透明度と成熟度

そこで冒頭に書いたように、避けて通れない資産形成手段の一つが不動産なのである。しかも、現代はリスク分散を考えて円資産だけでなく外貨資産へも分散投資するべき時代であり、別にタイである必要はないが、海外不動産投資は重要な選択肢だと筆者は考える。

ただし、この自主年金のために資産形成を急ぐといっても、投資する国のカントリーリスク、不動産市場の成長性、透明度や成熟度は、海外不動産投資で最も重要なクライテリア(審査基準)の一つである。

つまり、投資利回りがどうのこうのという前に、国内波乱リスクが極端なロシアや旧ソビエト連邦経済圏のCIS(ウクライナやカザフスタンなど)での不動産投資は、投資とは呼べずまさに投機でしかないことから、そもそも論外なのである。

その意味で、JLLによる2018年不動産市場透明度インデックスは参考になる。すなわち、ASEANでGDP第2位の経済大国であり、しかもシンガポール、マレーシアに次いで不動産市場透明度が高いといわれ、何より住宅需要が増加中のタイは、投資先として検討すべき有力候補だと筆者は思うのだが…。

コメント

タイトルとURLをコピーしました