Grey Line Phase 1最近、複数の日系仲介業者の物件広告の中で、グレイラインの第2フェーズ駅、「ラーマ4」が2022年に開通予定、という記述が目に止まりました。

これは、私の認識とは違っているので、今回、私が把握している状況について書いてみることにします。

実際、私も著書である「続・バンコク不動産投資」第2章の中で、5年後に様変わりするロケーション、タムレ・サカヤパープと題してグレイラインの起点となるプラカノンを挙げたくらいなので、第2フェーズの進捗状況には特に注目しています。

私がプラカノンを推薦した理由には大きく2つあり、デジタルノマドの増加とこのグレイラインなのですが、当時、グレイラインは第1フェーズと第2フェーズ、最終的には川向うに延びる第3フェーズまで計画されていました。

その中で、私は第1フェーズよりもCBDを走る第2フェーズの方が不動産市場にとって有望だと考えて、プラカノンを推薦したものです。

しかし残念ながら、事業主体であるMRTAが昨年6月に
EIA(Environmental Impact Assesment、簡単にいえば建設許可)の申請をしたところ、沿線住民からの強い反対により承認されませんでした。そしてこれは以下の状況から、その後、何か進展があったとは聞いていません。

City Hall has called for a revival of the first phase of the Grey electric monorail train line project from Watcharapol to Thong Lor following its failure to gain approval from locals living along the planned route and an unsuccessful environmental impact assessment.

(訳:当局はグレイラインの沿線住民の反対によるEIA不認可に関して、第1フェーズについて再度検討し出し直しするように要求した)

このEIAの取得については「アナンダと三井不のJV、またトラブル?」のところでも3回にわたってアナンダと三井不動産がこの承認が取れないで困っているという話を書きました。8階建のローライズのプロジェクトについてはEIA認可取得はそう難しくないと聞いていますが、30階建等のハイライズの場合、プロジェクトによっては承認を取るのが相当難しいそうです。

ましてや公道での交通規制を伴うスカイトレインの建設においては、沿線住民の猛烈な反対が予想されもっと難しいのだろうと容易に想像がつきます。

ちなみに、第1フェーズの16キロ部分については建設期間が3年と見積もられているので、今年、このEIAの承認が取れれば、2022年の開通も不可能ではないと思いますが、第2フェーズについてはまず不可能だと思います。

それに、調べてもその後建設許可が取れたというニュースはどこにもなく、私の知る限り、グレイラインの全フェーズは着工の目途が立ってないというのが現状だと思います。

従って、これらの広告はちょっとミスリーディングでもあり、何をベースに2022年に第2フェーズが開通予定といっているのか腑に落ちません。

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