


そもそもこのプロジェクト自体はトンローにあるとはいえ、ラグジュアリー級のプロジェクトではなく、グレードセグメンテーションから見てアッパークラスなので、あまり大袈裟な内装にせず、ソファやコーヒーテーブル等は新品に買い替えたものの、グレードで1つ上のハイクラス物件として仕上げることにしました。費用的には33万バーツ、約110万円をかけた改装工事です。
この物件の強みについてですが、トンロー通り沿いのソイでローライズプロジェクトは多いですが、高さ制限が23メートルのため、大体が8階建であり、至近距離に同じ高さのビルかコンドミニアムが多く建っています。
従って、普通は眺望はあまり期待できないものが多い中、このユニットは角部屋で2方向に開口部があり、しかもローライズでありながらリビング幅一杯のハイサッシには遠くを見渡せる眺望が広がっているところです。
そして、将来、このリビングからはソファに座ったままでラーマ9のスーパータワーも一望できることになり、何より眺望が第一の魅力です。
また、この物件は日本人学校指定コンドの一つであり、日本人の好きなバスタブ付ユニットなので、そこの日本人教師に賃貸することもできそうです。
以上から、これならリファビッシュする価値があると思い、中はボロボロでしたが価格も手頃だったので購入に踏み切ったわけです。
そんな経緯を経て、ちょうど昨日、この全面改装工事が終わったので、ここでその写真をアップロードしました。
今回の物件は40㎡と小さいのですぐに転売に出しますが、これがうまくいけば、次は今回の著書第三章で書いた「タイでハッピーリタイアメント生活をしたいなら」で提案しているように、プロンポンやトンローの賃貸ニーズの大きい100~150㎡の中古物件を対象にして、こういうリファビッシュメント後の中長期イールドプレイ投資もやってみたいと思っています。