隔離検疫1
数日前、バンコクポストでこんな写真記事が載っていました。ワクチン接種をすれば14日間の隔離検疫がやっとなくなるのかと最初思ったのですが、よく読んでいくとどうもそうではないようです。

業者丸投げにせず、自力でタイに来る場合の費用」の中で、「数日前のニュースでは、タイ観光スポーツ省は最初、4月とか7月とかにはワクチンパスポートなるものでタイに隔離検疫なしで入国できるようになるとかいっていたようですが、今はどうやら早くても10月ということらしいです」と書いたのですが、どうもこの10月目標も可能性は薄そうです。

少なくともアメリカのCDC(Centers for Disease Control and Prevention、タイのCCSAに相当)によると、ワクチン接種した場合でも隔離検疫なしで入国できるには、まだ以下のような条件が付くというものです。

People who have received the full course of Covid-19 vaccines can skip the standard 14-day quarantine after exposure to someone with the infection as long as they remain asymptomatic

コロナワクチンの接種が終わった人で、コロナ感染者と接触した後も無症状である場合は、14日間の隔離検疫の免除が可能

感染者と接触しても症状が出ない場合、というと結局は医療従事者などのように感染者にさらされる人しか思い浮かびません。

普通の人でいくらワクチンを打ったからといって、わざわざ感染者のいる部屋に行って同じ空気を吸おうなどという人はいないと思います。そしてさらに他のサイトも調べたところ、以下の3つの条件が付いていることがわかりました。


隔離検疫2

1.They are fully vaccinated, and it has been at least 2 weeks since their final dose.
(2回接種が必要なファイザーのようなワクチンは)2回の接種が完了していて、2回目の接種から2週間以上経っていること

2.They are within 3 months of receiving their final dose.
ワクチン接種後、3か月以内であること

3.They have remained asymptomatic since their COVID-19 exposure.
感染者と接触してからも無症状であること

説明によると、ワクチン接種が終わっても2週間は抗体ができるまでに必要であり、また接種後3か月以上経っていると、今度は抗体がもうなくなっている可能性があるからというのがCDCのコメントです。

特に問題なのは、やはり3番のコロナ感染者と接触しても感染しなかったことというところであり、こんなのは、医療従事者を除き、一般の
外国人観光客には証明のしようがありません。

従って、要はワクチンはそれほど万能ではないということなのかもしれません。もし、わずか3か月で抗体がなくなるとすれば、人類はこれからも年に4回もワクチン接種が必要になってしまうということなのですかね?

いずれにせよ、アメリカの検査機関でもこういっているのですから、厳格なタイのCCSAが隔離検疫免除を認めるはずもなく、10月にはタイに観光客が戻ってくるという政府観光スポーツ省の目標は、どうも実現しないような気がするし、結局来年以降になるのではと思います。