マツダ3
デザインの良さではトヨタ、ホンダを凌駕しているように思えるマツダですが、私も瀬戸内出身ということもあり、広島カープのファンであり、同時にマツダのファンでもあります。

最近、そのマツダがタイで売り出したピックアップトラックBT-50というのがスタイルもよく売れているようなので、今日はタイのクルマ事情について個人的に思っていることを書いてみようと思います。

まず、タイに住む日本人の多くはタイは税金が高いので車はすべて高いと思っているのかもしれませんが、ピックアップトラックはタイでは比較的安く買えます。

調べたわけではありませんが、私が想像するにピックアップは仕事に必要な業務用のクルマなので乗用車に比べて税金が安いことから販売価格も安いのではないかと思っています。

自営業をしている知人のタイ人も荷物を運ぶことなど大してないにもかかわらず、最初はやはりピックアップを買って乗り回していたのですが、理由はピックアップは割安だからということでした。

マツダ2
一方、今私が乗っているのが上の写真のマツダ2セダンですが、XDLグレードの価格が799,000バーツに対して、ピックアップMAZDA BT-50の一番格好いい4ドアDBLが771,000バーツから買えます。

マツダ1

なんか値段のつけ方がおかしいのではないかと思ってしまいますが、それで私は車に対する税金が違うのではないかと思ったわけです。(注:その後、タイの乗用車にかかる税金は30%、ピックアップトラックは7%とわかりました。この差は10万バーツ以上にもなり、かなり大きいです

日本人の感覚で考えると、なんでセダンがそんなに高いの?と疑問を持ってしまいますが、私が思うにタイだけでなく、これは発展途上国の人に共通するようですが、どうも人しか運ばないセダンは贅沢な車というイメージを持っているようで、それで税金も高いのだろうと思います。

その証拠に、日本ではスポーティな5ドアハッチバックのMAZDA2しか売ってないのに、タイではわざわざ上の写真のように4ドアセダンも作って販売しているのですが、これからもタイ人のセダンに対する憧れのようなものを感じます。

でも、日本人の我々にはそんなセダン信仰はないし、むしろ「タイで運悪く死んだらどうなる?(その1)」で書いたように、「タイは交通事故で亡くなる人が年間12,000人以上もいます。これだけだとピンとこないかもしれませんが、人口が倍近くもいる日本の昨年の交通事故死亡者数が3,215人であったことを考えると、タイは自分で運転しなくても、タクシーやモーターサイなどに乗ること自体が非常に危険な国だというのがわかります」ということで、タイは交通事故に巻き込まれる危険性が極めて高い国です。

実際、スクムビット通りなどを運転していると、両脇からたくさんのオートバイが割り込んでくるので結構神経を使うし、方向指示器を出さないで突然割り込んでくる車も多く、運転のマナーはあまりよくありません。

そういう意味では、大きなボディで運転席が高い位置にあるピックアップは、たとえ事故に巻き込まれても普通の乗用車より安全だし、値段も大して変わらないのならこちらの方がいいと思います。

もっとも、いつも近場や近所のスーパーに買い物に行くぐらいという人にとっては、大きな車体をちょっと持て余してしまいますが、よくゴルフ等で郊外に1時間以上かけていくような人には、プラスティックのカバーをつければ荷台にゴルフバッグもたくさん載せられるので、4~5人でまとまっていけることからもピックアップの方がいいと思います。

いずれにせよ、タイはガソリンもわずか20バーツ/リッターだし、コンドの駐車場はタダ、車両税も格安、車検は最初の7年間なしと車の維持費の安さは日本とは比べ物になりません。また、アメリカなどではピックアップトラックはアウトドア派に人気があって平気で市中走行しています。

それもあって、以前のようないかにも業務用という不細工なピックアップでは嫌ですが、スタイルさえよければ、今度タイで車を買い換える時はピックアップにしよう、と私は思っています。