これが可決されれば、以下の規定により、政府にはコロナ感染食い止めに関する実質的な全権が与えられることになり、伝染病管理委員会の提案に基づき、再びロックダウンや外国人入国拒否が合法的に可能になるのではないかと思います。
การพิจารณา พ.ร.บ.ควบคุมโรค เป็นการเพิ่มอำนาจให้กับคณะกรรมการควบคุมโรค ให้สามารถออกมาตรการต่าง ๆ ได้ แต่ไม่มีผลกระทบในเรื่องของการปฎิบัติ โดย พ.ร.บ. ดังกล่าว จะมีการบังคับใช้ควบคู่ พ.ร.ก.ฉุกเฉิน伝染病管理法の適用は、伝染病管理委員会に感染防止策を策定する強力な権限を与えるものであるが、彼らにはそれを実行に移す権限はなく、“緊急法令”と一緒になって発動されなければならない
一方、3月から続いている集会の禁止などの超法規的な権限を政府に与える“非常事態宣言”は今も解除されてないのでこれが緊急法令ということになり、この伝染病管理法が発動されると同時に、多分、プラユット政権には絶対的な権利が与えられることになるのではないかと思うのですが、この辺は私もよくわかりません。
ところで、これは私の個人的な危惧ですが、今、イギリスなどで大流行しているコロナ第3波は実は変異して感染力が倍増したウイルスが原因と指摘されています。ひょっとすると今回のサムットサーコーンで始まった感染も、実に44%もの人に感染するという極めて高い感染率から、インドからミャンマー、そしてタイに入ってきた同種の感染力が強力なウイルスなのかもしれません。
そんな中、現地のビジネス紙、プラチャーチャート・トゥーラギットは、プラユット首相は保健相と国家全土のロックダウンの準備について話し合ったと書いていて、ロックダウンの可能性はかなり高いと見ているようで、上のような写真記事を載せています。
いずれにせよ、風雲急を告げるという感じで事態は急展開しており、我々もこの年末年始はロックダウンという心の準備をしておく方がいいのかもしれません。