空気汚染状況1

1週間ほど前、「今年もやってきたPM2.5の恐怖」で無風期間中のPM2.5等の空気汚染状況について書いたところ、多くの人が読んでくれましたが、バンコクの空気汚染は毎日こんな状況が続くという間違った印象を持った人も多いかもしれません。

しかし、ここ数日は風があることから空気も比較的きれいになっています。上の図は今朝6時のバンコク及び周辺部の空気汚染状況ですが、大抵のところがアクセプタブルの黄色の数値に落ち着いていて、私の住む辺りも63と低い数値です。

無風期間
前回の時も書いたように、空気がよどむのは無風状態の時であり、昨年と一昨年の私の経験からも、大体12月から2月ごろまで空気がよどみ汚染が広がる日が続いたりしますが、
毎日こんな状況ということではありません。

無風期間といっても、北東からの冷たい季節風が完全に止まっているわけではなく、時々これが吹くと汚れた空気は飛ばされてきれいになります。実際、私の部屋は高層階にある北東の角部屋ですが、この時期は北向きのキッチンの窓を開けると、ものすごい勢いで冷たい風が東側の窓に抜けていくことが多く、大体こういう時は空気がきれいです。

空気汚染1
今朝の状況と前回の12月12日の朝の数値と比べるとはっきり違いが判ると思いますが、今ぐらいの数値であれば、下の図にある通り、今朝の日本の大都市の汚染レベルとほぼ同じです。

空気汚染状況2
一方、中国の空気汚染は相変わらず深刻で、緑の日本と赤の中国とでは、まさに天国と地獄です。これも日本が多くの工場を海外に移転し、かつ日本人が公共交通機関を利用しあまり車に乗らなくなったことも一因なのかもしれません。

ところで、タイの場合はタイ語でモーラスーンと呼ばれる、日本ではモンスーンと習った強い季節風が吹くことからよどんだ空気が拡散され、中国のように工場が多くかつバンコクでは大渋滞もあるにもかかわらず、空気汚染に悩まされる頻度が少なくなるのだと思います。

これもタイが熱帯モンスーン気候帯と呼ばれる、南西と北東の2方向からほぼ1年中季節風が吹く地域にあることの恩恵です。