STV
The Foreign Ministry on Saturday clarified the details of the Special Tourist Visa (STV) for long-stay tourists, saying the most important requirement for all applicants is they must be coming from low Covid-19 risk countries.

先週土曜日(10月31日)、タイ外務省はSTV(特別観光ビザ)が発行されるための必須条件として、コロナの感染リスクが低い国からの観光客でなければならないとアナウンスした。(バンコクポスト)

これに基づき、タイ保健省がローリスクの国と認めた国に対してだけSTVが発行されることになり、残念ながら、日本はこのリストから漏れてしまったわけです。

ところで、タイ国政府観光庁、すなわちTAT(Tourism Authority of Thailand)の最近のコメントによると、実は彼らにとって、これからのメインターゲットは中国人観光客であり、しかもいわゆるミレニアルと呼ばれる20代の若者たちということです。

現在、STVで対象にしているのは高齢者や熟年層、ビジネスマン等の余裕資金が豊富でお金をたくさん使ってくれる観光客です。しかし、彼らの調査では、来年、
中国政府の海外旅行禁止令が解けたときに真っ先に海外旅行に飛び出してくるのは、21~30歳のミレニアル世代であると読んでいるわけです。

彼らは若いのでお金はあまり使ってくれませんが、TATがリサーチした結果、若いからこそコロナの感染をあまり怖がっておらず、しかもこれまで中国政府に海外旅行を止められていたことでその欲求も高まっているそうで、来年のマーケティング戦略として中国のミレニアル世代をターゲットにしたわけです。

また、彼らの調査によれば、中国のミレニアルは321百万人、それに対し、日本、韓国、香港、台湾のミレニアルは全部合わせてもわずか69百万人ということで、まずは中国がメインターゲットということになったようです。

それもあって、STVで次々とタイにやってきているのは中国人観光客ばかりで、これでコロナ感染拡大が起こらなければ、徐々に中国人観光客に対する入国条件を緩めていき、早ければ来年2月の中国の正月、遅くとも7月の学校が夏休みになるころに一挙に若者たちの観光需要を取り込もうという戦略です。

もっとも、この計画はコロナの2次感染拡大もなく、もちろん、中国人対象のSTVもすべて順調にいったらという条件付きではありますが...。

次回に続く