譲歩と妥協の国

昨夜、CNNの王様へのインタビューがテレビで放映されていました。インタビューといってもほんの数十秒のことですが、その中で王様は英語で、"Thailand is the land of compromise"と答えていました。そして、これに対するCNNのコメントが以下です。

As thousands of protesters in Thailand demand reform to the monarchy, the King has told Channel 4 News/CNN in an exclusive interview that "we love them all the same" and Thailand is "the land of compromise" - suggesting there may be a way out of the months long political standoff
何万人ものプロテスターが王制改革を要求する中、王様はCNNに対して「我々はすべての国民を同等に愛している。そして、タイは譲歩と和解の国である」と答えた。すなわち、数か月にわたって続いている今の政治的行き詰まりに対し、双方が譲歩し和解する道があるのではないかと促した。

譲歩と和解1
昨夜のインタビューは、仏教上の儀式のために宮殿に現れた王様に対し、黄色いシャツを着た王制支持派の民衆が王様に謁見しようと集まった際に行われたものです。

現地のオンラインニュースであるカーウソットを読むと、王様は "ต้องช่วยกันเอาความจริงออกมา"(みんなで協力して真実を導き出すことが必要だ)と話したということですが、具体的な説明がないのではっきりしませんが、多分、和解により正しい解決策を見つけ出すことだ、といっているのだろうと思います。

いずれにせよ、
学生による改革派に対する政府と王制派(黄色いシャツ)の対立で、軋轢がさらに激しくなりつつありますが、コロナで経済が相当なダメージを受けた後、やっとこれから次第に回復に向かっていくかと思っていた矢先に、また新たな混乱要因が生じたことになります。

実は私の知人のタイ人が、バンコク郊外のパタナガンでタイレストランを開いているのですが、1週間ほど前、最近お客が来なくなったので、友人を連れてまた飲みに来てくれとメッセージを送ってきました。どうしたのかと聞くと、学生デモが始まってからまた急にお客が来なくなったということで、やはり今回のデモもまた庶民の経済に悪影響を与えているわけです。

さて、この記事の中で学生デモ側が絶対に譲れない3項目というのをまとめているので、参考までに以下に書いておきますが、黄色いシャツの王制派は主に3番の王制改革に対して不満を持っていて、政府は3項目すべてを受け入れられないという立場ではないかと思います。

一方、学生改革派も、唯一王制改革のところだけは協議の余地があるといっているようです。
学生たちの間には、自分たちの親が王室を深く敬愛している人も多いはずで、ここで王制改革についても一歩も譲らないというのでは意見が割れてしまいます。

従って、少なくとも学生改革派と黄色いシャツとの間では、王様がいう通り、譲歩と和解で解決できる余地があるのかもしれません。

1. พลเอก ประยุทธ์ จันทร์โอชา ต้องลาออก
2. ยุบสภา และร่างรัฐธรรมนูญใหม่
3. ปฏิรูปสถาบันกษัตริย์ให้อยู่ภายใต้รัฐธรรมนูญ
พร้อมระบุว่า สิ่งเดียวที่ควรลด คือ ความเป็นเผด็จการ เพิ่มความเป็นคนให้มากขึ้น และว่าทั้ง 3 ข้อเรียกร้องนี้ไม่ใช่ทางเลือก แต่เป็นทางเดียวที่นำพาประเทศไทยหลุดพ้นจากการเป็นประเทศกำลังพัฒนา และก้าวไปสู่ประเทศที่พัฒนาแล้ว เยาวชนและประชาชนจะสามารถมีอนาคตที่มีแสงสว่าง สามารถลืมตาอ้าปากได้อย่างเท่าเทียม สมศักดิ์ศรีความเป็นมนุษย์
1. プラユット首相の辞任
2. 議会の解散と新憲法の草案
3. 憲法に基づく王制改革
この中で幾分かの譲歩が可能なのは王制改革についてだけであるが、いずれにせよ、タイが発展途上国から抜け出し先進国へと発展していくために、そして
国民全体が明るい未来の中で人として自由に生きていくために、この3項目はなくてはならない必須のものである。