映画館2
しかし、興味深いのは、アメリカでは興行成績がボロボロの状況なのに、日本と中国の映画館はコロナの影響から既に立ち直り、今は観客動員数もほぼコロナ以前に戻って好調ということです。

この違いはなぜかというと、コロナで多くの死者が出ているアメリカと、なぜだかわかりませんが、感染しても致死率が低い日本や中国では、密閉空間である映画館に対する不安感が違うそうで、アメリカ人は感染が怖いので今も映画館を避けているということが書いてありました。

従って、ハリウッドが新作映画の制作を見送ったり、大作の封切りを延期する中、日本映画と中国映画が元気で、映画産業においてもコロナを機にハリウッドからアジアへと潮目が変わりつつあるのかもしれません。

しかし不思議なのは、同じアジアの国で、しかも国内感染者ゼロ状態が長期間続く極めて安全な国であるにもかかわらず、タイでは以前のようには映画館に観客が戻ってないのです。

安い料金で楽しめる娯楽として、映画はむしろ不景気の時に人気が出るといわれているので、私が思うに、これはいつまでも解除されない非常事態宣言「政府はまたもや非常事態宣言の延長へ!(その2)」が一因なのかもしれません。やはり、国家の「非常事態」などといわれると、心理的に映画など見にいってる場合ではない、と考える人も多いのではないですかね...。

800
さて、話は変わりますが、その好調の中国映画で、今週封切りされた大作「ザ・エイトハンドレッド」という戦争映画があります。上海に攻め入ってきた憎き日本軍に対し、わずか800人の中国軍が徹底抗戦するという涙と感動の物語だそうです。

中国では大ヒットしたようですが、
日本人が悪者の映画なので、多分、日本では上映されないのではないかと思います。また、中国でこれを見るのであればちょっと落ち着きませんが、親日国のタイでなら気にはなりません。

私も見に行くつもりですが、タイではCBDのアソーク・ターミナル21のような最新設備の劇場でも、水曜日ならわずか150バーツ(500円)で見られるのですから、映画好きにはたまりません。

ただし、中国映画なので
中国語がわかる人はいいですが、そうでなければタイ語と英語のダブル字幕のうち、少なくともどちらかが読めないと、いくら戦争映画といってもちょっと厳しいかも...。