映画館1
タイは暑い国だけあって、余暇を寒いぐらいにエアコンが効いた映画館で過ごす人がたくさんいます。この寒さが贅沢でいいのだそうですが、タイ人の知り合いでも映画が趣味という人は結構いて、時々映画の話で盛り上がったりもします。

私も昔から映画は大好きで「タイ人も実は英語はすごく苦手(その1)」でも書いたように、ほぼ毎週見に行っているし、面白そうな映画がまとまって封切りされたりすると、週に2回、3回と行くこともあります。

オンヌットに住んでいることもあり、以前は徒歩3分で行ける駅前のセンチュリープラザというシネコンでよく見ていたのですが、
政府のコロナ規制が解けて6月1日から映画館も再開していいことになったにもかかわらず、ここはいまだに閉館したままです。

しばらくは観客も来ないだろうからやるだけ赤字、ということで閉めたままなのだろうと思いますが、ここでも10人以上は働いていたので、今もみんな失業したままです。今のバンコクはこんな感じでまだまだ景気は悪いのです。

さて、それもあって、最近、私は
アソークのターミナル21か、エッカマイのメージャー・スクムビット、たまに買い物に出たついでにサムローンのメージャーに映画を見に行くのですが、どこもガラガラ状態なのです。封切りしたばかりの映画でも、週末でせいぜい20人から30人くらいしか観客がいないように思うのですが、ウイークデイに至っては私一人だけということもあります。

映画ファンだけに、これで本当に大丈夫なのかと心配になりますが、「ハードアセットがダメなら株式市場で不動産投資(その3)」のリストにあるように、カシコン銀行リサーチが、ワクチンができたら急回復する銘柄として推奨しているのが映画館数でトップのメージャーです。

実はその子会社の不動産デベロッパー、メージャーデベロップメントもかなり資金繰りが厳しいのではないかと個人的には思っているのですが、前回書いたノーブルなどに比べると親会社が資金力があるだけに、さすがに破綻はないだろうと思っていたのですが...。

映画館3
ところが、映画の本場であるアメリカでは、全米2位の映画チェーンであるリーガルシネマズが、今週木曜、536もの映画館を全部閉めてしまいました。これで4万人の失業者が出ると同時に、多くの話題作や大作の上映が先送りされることになったとのことですが、それだけコロナによって密室である映画館に観客が来なくなっているということです。

ちょうど今、バンコクの映画館でも上映されている話題作「テネット」が当初の期待を大幅に下回る興行成績となった結果、こんな状況では採算が取れないということで、大手映画配給会社はジェームズボンドやバットマン、デューンなどの話題作や大作の封切りを、来年以降に延期するようです。

次回に続く