交通事故死
昨日、最近、アソークにオフィスを構え、新しい人助けの仕事を始めたという人と会ってきたのですが、その事業内容の説明を受け、このブログでも取り上げてもらいたいということなので、少し書いてみることにします。

この人とはよく一緒に飲んだりして人柄はわかっているので、人助けといいながら胡散臭い詐欺まがいの話も多い中、安心して聞ける話だと思います。ただし、これも100%ボランティアというわけにはいかないので、経費負担のためにある程度は利益が出る仕組みになっているようです。

ところで、この話の内容は、我々のようなエクスパットとしてタイに住んでいる人で、日本企業によって派遣された駐在員ではない人、すなわち現地採用で働く日本人やハッピーリタイアメントでロングステイして住んでいる人等、自分の意志でタイに来て暮らしている人とって関係があります。

従って、日本在住の人はあまり興味がないと思いますが、ただし、将来、リタイアしたらタイに住むことを考えている人には、興味深い話かもしれません。

さて、もしタイにいる間に運悪く死んでしまったらどうなるんだろう?とタイに住むほとんどの人が一度は考えたことがあるはずです。

例えば、上の写真は6月に現地のエクスパット向けニュースサイトに載ったものですが、タイは交通事故で亡くなる人が年間12,000人以上もいます。これだけだとピンとこないかもしれませんが、人口が倍近くもいる日本の昨年の交通事故死亡者数が3,215人であったことを考えると、タイは自分で運転しなくても、タクシーやモーターサイなどに乗ること自体が非常に危険な国だというのがわかります。

しかも、タイの警察では死んだ外国人がパスポートやそのコピー、タイの運転免許証などのすぐに国籍や身元がわかるものを携帯してなければ、そのまま病院の死体安置所に置かれた後、処分され無縁仏になってしまうそうです。

また、事故があまりに多いこともあって、警察は外国人の身元調査などあまり熱心にやってくれないので、たとえ銀行のキャッシュカード等を持っていたとしても、それをたどって銀行に身元照会をしてくれるとは限らないそうです。

そこで、この知人がバンコクの日本大使館に行って聞いてきた話では、タイで亡くなってしまう日本人は年間140人ほどいるそうで、そのうち、実に4人に1人もの人が無縁仏になっているそうです。

これはタイでリタイアメントライフを過ごす一人暮らしの高齢者がほとんどなのではないかと思いますが、大使館から日本の親族と連絡が取れない、連絡が取れても引取に来ることができない、もしくは引取に来ない等で、そのまま無縁仏になってしまうからだそうです。


また、交通事故で亡くなった場合、警察で身元がわからなければ、日本人であるかどうかもわからないまま処理されてしまうので、そもそも日本大使館に連絡が行くこともないわけですから、もしかすると、もっと多くの日本人が無縁仏になっているのかもしれません。

従って、もしものことを考えて無縁仏になりたくなければ、いつもパスポートのコピーかタイの免許証を持ち歩いた方がよさそうです。とにかく、日本人であることと名前さえわかれば、日本大使館にタイ警察から連絡が行くはずですから。


次回に続く