English Teacher
さて、前置きが長くなりましたが、数日前のバンコクポストによると、
この写真にあるようにタイの文部大臣が、コロナが落ち着いたら英語教育に力を入れる。そのために、1万人の欧米人ネイティブスピーカーを教師として雇い入れると発表しました。

既に今、タイにはネイティブの英語教師が7,000人もいるそうで、欧米人の教師がプラカノーンやオンヌットあたりにもたくさん住んでいます。これが今後さらにその倍以上の1万人の増員というのですから、大変な熱の入れようです。

そういう意味では、スクムビットライン沿線のミッドタウンで、駅に近いコンドミニアムに対する欧米人の賃貸需要はもっと増えてくるはずです。


ちなみに、前回、自分の経験からも語学習得は若いうちに始めた方がいいということを書きましたが、タイ文部省によれば、語学習得に最適な年齢は実は7歳までであり、まずは幼稚園から小学生の英語教育に力を入れるそうです。

第2言語習得曲線
そこで調べてみると、確かにアメリカの研究結果でも第2言語を習得するのは7歳までが一番効率が高いことが立証されているようです。

しかし、こういうグラフを見てしまうと、私のように50歳を過ぎてから始める新しい外国語というのはかなり大変です。特にタイ語は読み書きが面倒なので、タイ語が好きであくまで趣味として勉強する、もしくはタイ人と結婚していたりして生活の中でどうしても必要、というのでもないとなかなか続きません。

従って、40歳以降の人は、むしろこれまで義務教育の頃から長年勉強してきた英語の方に力を入れる方が、本当は効率がいいのかもしれません。

実際、タイ語学校で知り合った何人かの30代の日本人で、当時日系企業での現地採用の職探しをしていた人達に聞くと、面接試験の中で採用担当者から、半年ぐらいタイ語学校で勉強して中途半端なタイ語ができるよりも、もっと英語を勉強して中級以上の英語力がある人の方が欲しいといわれるそうです。

さて、話が少し横にそれましたが、タイ政府はヴォケーショナルスクール(専門学校)の英語教育にも力を入れるそうです。なぜ専門学校なのかというと、タイはこれから海外からの投資を呼び込む東南アジアのハブにならなければならず、そのためには英語でコミュニケーションが取れる人材が不可欠だからということです。

以前、「東南アジアでリタイア、人気リゾートベスト3」でも書きましたが、個人投資家やロングステイヤーにとって、物価の安さと英語の普及は重要な選択基準です。タイは英語は普及していなくてもほかの魅力で人気ナンバー1を維持していますが、彼らのいう通り、タイ経済にとって英語の普及は今後ますます重要になってくると思います。

次回に続く