引渡し条件の緩和1
従って、果たしてそこまでやってくるデベロッパーは、案外マイナーなのかもしれません。むしろ、上のタイ不動産協会のコメントにもあるように、こんな時期は下手に契約のキャンセルはしない方がよいというのが、今の業界の考えなのではないかとも思うのです。

メージャーデベロップメントがいうように、外国人バイヤーがタイに入国できない以上、今後はタイ人をターゲットに販売率を上げていく、逆にいえば、外国人の契約をキャンセル扱いにせず、根気強く引渡しを待ちながら、一方でタイ人に販売を広げて契約達成率を8割、9割へと上げていくというの考えの方が、デベロッパー業界のコンセンサスではないかとも思うのです。

ただし、これにも限度があり、最近、タイ政府は世界でのコロナ蔓延が収まらなければ、来年1年間、外国人入国禁止が続くこともありうるといい始めており、さすがにそこまでは待てないというのが、デベロッパーの懐事情だろうとも思います。

従って、今は、まさに外国人買主とデベロッパーとの我慢比べが続いているように思うのですが、デベロッパーから何月何日まで支払って残金決済をするようにというメッセージは届くかもしれませんが、これは引渡しに応じさせるためのブラフである可能性もあるわけです。

問題は最後通牒ともいえる、「支払いがなければ契約違反とみなして契約解除し、ダウンペイメントを没収する」とはっきりいってくるかどうかですが、どこの時点でデベロッパーが契約を破棄してダウンペイメント没収に踏み切るのかは、私にもわかりません。

そこで、私のクライアントには、デベロッパーから来たメールに対し、私が自ら返事のメールをドラフトして、それをそのままデベロッパーに返すようにしてもらっているのですが、これを続けることで、「竣工引渡しがきても焦らず引き延ばせ」でも書いたように、
できるだけ時間稼ぎをしようとしているところです。

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