引渡し条件の緩和1
最近、数年前にプレビルドでコンドミニアムを買っていて、いよいよ竣工引渡しが近づいてきたものの、どうすればよいかという相談が、10人ほどの投資家から私のところにもきています。

これについては、既に著書でも書いていますが、結局はその物件の持つポテンシャル次第です。

特に、バンコク市場では既に都心部でも供給過剰となっていることから、将来コロナの問題が解決されても、ありきたりのプロジェクトでは経年劣化とともに価値が落ちていく可能性が高いので、購入後の「運用」と「出口」がある程度読める優良プロジェクトの場合のみ、引き取ってホールドした方がよいと考えています。

従って、そのプロジェクト名と購入した物件の価格を聞いて、ロケーションやスペック、今の市場での取引事例や売物件の一覧を調べた上で、それぞれの人にアドバイスをしているわけです。

ただし、今のような市場では引渡しを受けたくないので、損切りしてでもなんとか予約権を転売したい、また、最悪の場合は解約キャンセルしてダウンペイメントを全部捨てるつもりと考えている人が多いです。

しかし、
これまでにも書いてきたように今の市場は完全な買い手市場であり、損切り覚悟でいくらかでも回収したいといっても、それでさえ、かなり厳しい状況です。

ただ、一昨日の新規コロナ感染者はとうとうゼロになり、他のアセアン諸国に比べてもタイ経済の底打ちは早いように思えるし、うまくいけば今年の終りか来年の初めには不動産市場もやっと底を打つ可能性はあるのではないかと思っています。

そこで私は、どうせダウンペイメントを全部払ってしまったのであれば、これ以上損することはないので、デベロッパーからの通知や連絡を無視しないで、返事が必要なものにはしっかり返事をするようにとアドバイスしています。

これをやらないと、私の経験では3回目の通知ぐらいで向うから一方的にキャンセルされてしまうので、無視するのはまずいです。

そして、解約キャンセルしたいようなことは絶対にいわず、コロナの影響で日本からタイに行けないので室内のインスペクションができないとか、資金の手当てをしているところであるとか、とにかく正当な理由をつけて、もう少し待ってくれと時間稼ぎをするようにと伝えています。

次回に続く

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