マハナコン
数日前、スーパーラグジュアリーコンドのスペシャルデベロッパーともいえる上場企業、ペースデベロップメントが200億バーツの負債を抱えて破綻しました。

もっとも、不動産不況というより、資金繰り難からトロフィービルであったマハナコンを数年前にキングパワーに売却し、再起をかけて多角経営に乗り出していたのですが、今回のコロナの影響で返ってそれがあだとなり、破綻につながったのかもしれませんが…。

いずれにせよ、著書でも書いたのですが、ラグジュアリーコンドブームはもうとっくに終わり、ペースも撤退するしかなかったのだと思います。そして今は、かつて人気のあった多くの高級コンドが実質値下げで続々と出てきています。

さて、では前回の5つのロケーションを改めて以下に書きます。もし、これからバンコクのコンドミニアムを底値買いするつもりがあるのなら、あまり他人と違うようなことをしようとせずに、マーケットを一番よく知っているタイの投資家達が物色しているこの5つのゾーンから探す方が正解だと思います。

1.プロンポン~トンロー~エッカマイ 売れ筋物件:1,500万バーツ以上

アソークも入れて以前からの定番、ロワースクムビットゾーンですが、普通のタイ人はなかなか手が出ないので富裕層と外国人投資家が主な購入者です。外国人駐在員に賃貸するのを目的にするか、富裕層のセカンドホームとしてキャピタル狙いで購入される例が多く、今の買い手市場では、30㎡台の1ベッドルームなどという狭小物件は論外です。

しかし、1,500万バーツ以上となると5,000万円を超えてしまうので、大抵の日本人投資家の場合、かなりきついと思います。

アシュトン
ちなみに、つい最近、アナンダはアソークのアシュトンに、1年間フリーステイ、そして6%の利回り保証をつけてきました。なんでこんな回りくどいことをするかというと、既に購入した客からクレームが出るのであからさまには値下げができないからです。

アナンダに限らず、こういう形で実質値引きをするデベロッパーは多いのですが、逆にいえば、直接指値交渉ができるというシグナルだと考えてもいいと思います。

2.ルンピニー~シーロム~サムヤーン 売れ筋物件:1,500万バーツ以上

ここもシーロム・サトーンのCBDゾーンですが、特にこれからワンバンコクなどのミックスユース開発計画があるルンピニやサムヤーンは注目されています。

しかし、日本人投資家には縁がなく、私もあまり知識がありませんが、このゾーンよりはEEC(東部経済回廊)につながるスクムビット沿線の方が日本人には向いていると思います。

3.パンムアン交差点~ペチャブリ~プラディットマヌタム 売れ筋物件:300万~500万バーツ

ラーマ9を中心とする
新興CBD、いわゆる副都心ですが、中国人のキャンセルで、たぶん、今一番販売在庫がダブついているゾーンではないかと思います。

4.プラカノーン~オンヌット、プンナウィティ~ウドムスク 売れ筋物件:
300万~500万バーツ

アッパースクムビットのフリンジとミッドタウンです。このゾーンについては、
以前からこのブログで何度も推薦してきたので、今さら特にいうことはありません。

5.アヌサワリー~ラーチャテウィ~ラーチャプラロップ 売れ筋物件:1,000~1,500万バーツ

パトゥムワンと呼ばれるこのゾーンはお勧めですが、3,000万円以上の予算と脱日本人駐在員の賃貸運営が必要です。従って、日系賃貸仲介業者には期待できず、自力で入居者を見つけるか、タイの業者を使うしかありません。

以上ですが、私なら、予算のことも考えると、やはり4.のグリーンライン沿線、アッパースクムビットのフリンジかミッドタウンでの底値買いを狙います。

ただし、いくら買い手市場といっても、駅から100メートル以内のプロジェクトがほとんどないので、これについては200メートル以内でもいいと思いますが…。

原価割れセール
さて、今日からネクサスの「原価割れプロジェクト」の一斉売りが始まります。予算もないのに、高価な物件ばかり見ても仕方がないので、自分の予算に合ったエリアをこの5つのゾーンから選んで、面白そうな物件がないか探してみて下さい。

にほんブログ村 投資ブログ 不動産投資へ
にほんブログ村