帰ってきた投資家達
Condo investment buyers are starting to rule the market again by scooping up ready-to-transfer units at discount prices and speculating to reap capital gains over the next two years as the pandemic fades, according to property consultants.
「コンドミニアムの投資家たちは、値引きの大きい完成在庫の底値買いを始めており、再び市場の主役に戻りつつある。彼らの狙いは、コロナウイルスの影響がなくなる2年後くらいに売却して、キャピタルゲインを実現することにある」

これはバンコクポストに載っていた5月1日付の記事ですが、前回と同じくナイトフランクのコメントです。

昨年、中央銀行がLTVの導入で投資家を市場から締め出して以来、彼らは投資をやめていたのが、ここにきて、大手各社が損切りをも含めた大幅値引きで完成在庫の一掃処分を始めたことから、そろそろ買い時が近づいているということで、市場に戻ってきつつあるそうです。

また、ナイトフランクはこの中で、ラチャダーピセーク通りのプロジェクトが420万バーツから42%値下げの260万バーツで売却されたりしているという例を挙げていますが、以前にも書いたようにラチャダーピセークはタイ人のアッパーミドルクラスに職住接近住宅として人気があると同時に、中国人バイヤーが買い漁ったところでもあるので、中国人バイヤーからキャンセルされた物件なら、そのダウンペイメントを差し押さえているのでこういう値引きは十分あるだろうと思います。

底値買い
なお、今の値引き状況については、「デベロッパー在庫処分値引きの実例」で3回にわたり書いてきたので、もう驚かないと思うし、これからよく探していけば、きっといい投資物件が見つかると思います。

ただし、ナイトフランクはブローカーということもあり、市場の売買を盛り上げようというポジショントーク的なところも感じます。

私としては、「「待つも相場なり」でもう一段安を待て!」で書いたように、もう少し待っていた方がいいような気もするのですが、ドンピシャ底値で買うというのはなかなか難しいので、将来のポテンシャルがあるプロジェクトであれば、4割も値引きしていれば買っても損はしないだろうとも思います。


大手デベロッパーの危機
บิ๊กเนมปรับแผนอุตลุด รับผลกระทบพิษโควิด-19 เล่นงาน เลื่อนเปิดโครงการใหม่ไตรมาส 2 คาดยอดขาย กำไร ร่วงแรง นักวิเคราะห์กสิกรไทย ระบุทั้งปีไม่ต่ำกว่า 30-40%
デベロッパー大手各社は、コロナの影響により第2四半期のビジネスプランを急遽変更したが、今年の売上、利益とも30%から40%は減少すると予想する」

さて、これはカシコン銀行のリサーチ部門が先日公表した大手デベロッパーの今期の収益予測ですが、大幅な減収減益です。また、各社ともこれからやってくる経済不況に備えてできるだけ販売在庫を処分しキャッシュポジションを高めておこうとしている、ということであり、これも既にこのブログで書いたことですが、まだまだ完成在庫が残っているので資金繰りは厳しいままであり、この流れはもうしばらくは続くように思います。

それと、上の図はコロナの影響を受けてここまで減収減益となった要因を、カシコン銀行が図解したものです。これを見ると、3割から5割の販売値引、さらに中国人投資家がほぼ100%いなくなり、おまけにタイ人の住宅需要も景気悪化で半減した、ということで、お先真っ暗の様相を呈しているように思えますが、こういう時にこそ底値買いの投資家が出てくるのです。

為替についてもこれからさらにバーツ安に振れるという予測が出ており、いよいよ底値買いのチャンスが近づいているようにも思えるので、状況次第ですが、これから3ヵ月から6カ月が面白いような気がします。

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