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これは、数日前に現地ビジネス紙、プラチャーチャート・トゥーラギットに載っていた記事ですが、コロナの影響でさっぱり販売在庫の処分が進まないデベロッパーが、最近は数百万円単位の値引きをオファーして、とにかくストックを減らそうとしているということです。

このところ、FBなどのオンラインによるデベロッパーの在庫整理の値引広告が、毎日のように目につきます。コロナの影響でお客がモデルルームにも販売事務所にも来なくなったことから、唯一ネット広告を通じて販売につなげようと各社苦心しているわけです。

ashton asoke discount2

これなどは、今日のFBに出ていたアナンダのアシュトンアソーク、最大130万バーツ(420万円)値引きという広告ですが、正直、今となっては、特に安いとは思いません。

著書でも書きましたが、アシュトン・アソークがプリセールで販売されたのが2014年の9月です。シンガポールで事前に販売が開始され、まず外国人枠がすぐに完売になり、ほぼ同時期にタイで行われたVIPセールで全部完売となったわけですが、それが今はこんなに苦戦をしているということから、マーケットリスクというのは本当に怖いものです。

2年ほど前、「アシュトンアソーク、引渡しできず」で7回にわたりこの事件について詳しく書きましたが、アナンダが権利関係の問題から引渡しができなくなった際に、購入者からのキャンセルに対してダウンペイメントの返金に応じたのです。

その時に確か80数ユニットがキャンセルされて戻ってきたと、アナンダ本社に勤める知人から聞いたことがありますが、今回、この広告で出ている11物件は、それをまだアナンダが持っていて、新築未入居物件として売り出しているのだろうと思います。

ashton asoke discount

ちなみに、例えば、左端の22階の30㎡の1ベッドルームですが、816万バーツから699万バーツへと117万バーツ(370万円)の値引となっています。しかし、この816万バーツはデベロッパーが勝手に値上げしてつけた価格であり、この値引には惑わされない方がいいです。

当時のプリセール平均価格が235,000バーツ/㎡であったことから、699万バーツは226,500バーツ/㎡であり、実質的には、大して値引きなど取れていません。アシュトンはもう築3年目に入ったプロジェクトであり、ロケーション的に秀逸ではあるものの、設計及び施工面で問題が多いし、この写真のようにFully Furnituredであっても、少なくとも当初価格から2割以上安くないと底値買いとしては面白くないと思うのです。

従って、もし本当に買う気があれば、
このブログでも既に何回か書きましたが、買主側からデベロッパーに直接指し値をして交渉を持ちかけるべきです。

例えば、
580万バーツ以下で指値して、それで断られたらまた別の機会を待てばいいだけで、無理して交渉の継続はしない方がいいです。ただし、冷やかしでオファーするのはやめるべきですが…。

ところで、こういった交渉をザ・エージェントとかシティ・スマート、プラスといったデベロッパー直系のブローカーを通してやるのは、できれば避けた方がいいと思います。というのも、私がこれまでこういう大手デベロッパー系のブローカーと付き合ってきた経験から、全員がそうというわけではもちろんありませんが、どうも基本的にやる気がない連中が多いようです。

それに、所詮第三者でしかない
日系仲介業者などに相談するべきでもありません。余計なコミッションを取られるだけで、あまり意味がないからです。

本気で買うつもりで指し値交渉するなら、やはり、他人任せでなくデベロッパーの営業と直接、相対で交渉した方が良い結果が出ると思います。

ちなみに、仲介業者FazWazの社長が次のようなコメントをしていますが、今のマーケットトレンドを理解する上での参考になると思います。

FazWas CEO Brennan Campbell says that, with Chinese buyers staying home for now, there are some great opportunities for buyers to get creative with developers and come up with options, in the buyers favour.

“Many developers are wanting to move stock and it’s clearly a great time to push them into sharpening their pencils and throw in extras to get you into a new condominium. There’s never been a better selection of brand new condos and Bangkok continues to grow as a regional business capital.”

簡単に訳すと、「中国人投資家がトラブルに陥っている今こそ、デベロッパーと交渉して有利な条件で取引を行えるチャンスでもある。今、多くのデベロッパーが必死で在庫処分をしようとしている中、交渉してさらなる値引きを取って買い取れるチャンスであり、しかも新築のコンドミニアムがよりどりみどりなどということもこれまでになかった。これからもバンコクが地域経済の中心として成長し続けることを考えれば、大きなチャンスなのである」。

では、次回、実際にデベロッパーが今、どんな特別値引きやスペシャルオファーを出しているのか、いくつか紹介してみることにします。

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