CBREの市場コメント最近、CBREがバンコクのコンドミニアム市場を好転回復させる4つの要因が発生しているという、興味深いことをいっています。

ただし、別に間違いではないのでしょうが、幾分ポジティブ過ぎるというか、ポジショントークを感じさせられます。

というのも、私は今の状況はもっと深刻で、彼らがいうほど明るくないように思うし、著書でもその理由をあげて解説したように、2020年はやはり、「待つも相場、休むも相場なり」で、個人的に余程の好条件で投売り物件が拾えるチャンスに出会えるのでもなければ、自分から新規プロジェクトを買いに行くような積極的な行動はしない方がいいと思っているからです。

もっとも、CBREにとってはあまり否定的なことをいうと、重要顧客である大手デベロッパーの反感を買うだけでなく、売買取引も減って自分の首を絞めることにもなるので、ここが投資家とブローカーの立場の違いでもあるのですが…。

私が機関投資家で働いていた頃、CBREのような仲介業者が、オフィスビルやホテル等の開発案件や既存物件をよく持ち込んできていましたが、リサーチだとかコンサルティングだとかきれいごとをいっても、結局はディールを決めて仲介料を取るのが彼らの本業です。

一方、自己資金、もしくは投資家の資金を預かって運用する機関投資家は、投資リスクを取って最終的に「出口」まで行って儲けなければならず、不動産マーケットの需給関係や将来性を慎重に調べて投資判断をするのが仕事であり、利害が一致しないことも多いのです。

そして、これは住宅についても基本は同じで、大手であっても仲介業者のレポートやコメントにはバイアスのかかった裏があるポジショントークも多く、最後は、それらを吟味した上での自分の判断次第ということになります。

ということで、次回はこのCBREのコメントを紹介してみます。

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