VTARA36168の隣にあるVTARA36は、ローライズながら450ユニット以上もある大型プロジェクトなのですが、現在、相当数のユニットが民泊で貸し出されています。

このプロジェクトは当初販売時から香港のエージェントを使っていたことから、メインランドの中国人が多く買っているとは聞いていたのですが、今、
アゴダやブッキングドットコムなどで調べると多くの部屋が違法民泊ホテルとして市場に出てきているのがわかります。

しかし、もう4年も前になりますが、当初、デベロッパーのVプロパティは、日本人駐在員に人気のあるスクムビット49の温泉付きコンド、エークワを真似て館内に温泉を作り、
日本人エクスパットを入居者ターゲットにして売り出したものです。

それがどういうわけか、日本人エクスパットでなく、
スーツケースを引きずりながらロビーを平気で出入りする観光客がたくさんいるわけですから、日本人エクスパットの賃借人はますます望めないという状況です。

もっとも、日本人入居者が付かないから仕方なく民泊が増えたのか、お金にシビアな
中国人オーナーが多いので普通の賃貸よりも儲かる民泊が増えたのかはわかりませんが、多分、前者の理由の方が大きいのではないかと思います。

それもあって、以前、
このブログでも「中古物件を改装して転売(入口編1)」で紹介したように、このプロジェクトは昨年から相当数の投売りが出ていました。そういう状況下で私が書いたのが、この7階の57㎡の物件は広いし、さらにもう1割値引きが取れれば、つまり10万バーツ/㎡以下なら、竣工時の「フリップ」目的で買っても悪くないと思ったものです」というコメントですが、そこまで足元を見られていたわけです。

そして、168もこれと同じ状況が起こる可能性が大だと私は思っています。つまり、入居者募集がかなり難しいのではないか、その上、
購入予約権の転売で儲けられるという時代が終わった今、コンドミニアム市場ではむしろ実質的な値下りが始まっているので、将来竣工しても最悪損切りをするか、やむなく民泊を始める投資家が出てくる可能性が高いのではないかと思うのです。

スクムビット36の通り周辺には、当初リミックス、キーン、クレスト、リズム、アシュトン等があったのですが、その後、ビートニック、アービティアが竣工し、さらにエッセ、アイディオQ、そしてスクムビット38でランドアンドハウス、サンシリの新規ハイライズがたて続きに売り出されます。

従って、バンコクの日本人駐在員が減少傾向となる中、この通りでの供給過剰が明らかとなり、さらに2022年にはラーマ4通りを走るグレイラインの新駅がすぐ近くにできるという当初の期待も遠のいた結果、トンロー駅から離れた168スクムビットやVTARA36のようなローライズはその存在がかすんでしまいました。

長期的にはこの通りに新しいコンドミニアムが次々と開発されるのはエリア全体の発展につながるのでプラス面もあるのですが、残念ながらこれから竣工を迎えるのではタイミングが悪過ぎると思うのです。

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