REIC市場予測残念ながらこの調子では、「これからの市場の主役、中低価格帯(その4)」で紹介したREIC(Real Estate Information Center)のベースシナリオをさらに下回ることになりそうです。

最新の報告では、今年の新規供給が前年比2割減になると予想しているところも出てきているし、竣工プロジェクトの引渡しも急減しつつあるわけですから。

ところで、「サンシリもハイエンド市場から撤退?」で書いたように、かつてはスーパーラグジュアリーの旗手であったサンシリが年初に突然、高級市場から撤退して廉価なプロジェクトにほぼ100%シフトすると極端な方向転換を発表したので、このブログでも紹介したのですが、今になってみれば、彼らはマーケットの先を読み違えていなかったことになります。

さらに、「10年で最大の値引き合戦が進行中!(その3)」でも書きましたが、他の大手デベロッパーが完成在庫一掃に躍起となる中、「
サンシリは今年3月までの半年間、販売キャンペーンを行った結果、100億バーツ以上あった販売在庫が現在では20~30億バーツまで減らせたとのこと」ということで、これが本当なら昨年10月にはもう完成在庫処分に動き始め、今年3月には他社より先に既に区切りをつけていたことになり、彼らの市場動向に対する読みは今後も参考にした方がよさそうです。

いずれにせよ、今年下半期は
市場全体が冷え込む中、中低所得層の実需買いによるエントリークラスのプロジェクトが中心となって、市場を牽引していくのだろうと思うのです。

ただし、
だからといって日本人投資家が郊外でこのエントリークラスの廉価な物件を追いかけたらだめで、新築なら最低でもミッドタウンでメインクラス以上のセグメントを買うべきです

また、むしろタイ人アッパーミドルクラスの購買意欲が減退している今こそ、アッパークラスやハイクラス市場も低迷しつつあるので、下半期は中古を含めたこういうグレードセグメントが底値買いのチャンスだとも思うのです。

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