REIC Forcast先のプラサート氏のコメントによると、今後は大型プロジェクトより小規模プロジェクトに開発の重点が移るということですが、実際、DDプロパティの市場予測(その3)で紹介したChambers On Nut Stationが13万バーツ/㎡台であり、今年はこんなプロジェクトが増えてくるのだろうと思うのです。

また、中国人バイヤー動向(その2)でも書いたように、タイ中央銀行の直近の統計では土地局での移転登記ベースに占める外国人のシェアが31%にも達していますが、このうちの半分近くが香港人を含めた中国人ともいわれています。

そこでもし、巷でいわれているように、今年、中国経済が本当に悪化した場合、最近のブルームバーグの報道にある中国のコンドミニアム販売在庫は実は5,000万ユニットもあるというのが本当であれば、中国本土の不動産市場が崩れる可能性もあります。

そうなれば、タイのコンドミニアム市場にはミドルクラスの中国人バイヤーが多いことから、潮が引くように購入希望者が激減するだけでなく、既に契約済の物件も解約キャンセルとなって市場に波乱が起こるリスクがあります。

そして、タイで中国人が買っているコンドミニアムの中心価格帯は
10万~15万バーツ/㎡であり、バンコクでは特にこの価格帯の市場に影響が出ることになります。

さらに、最近の金利上昇と4月1日から始まる住宅ローン融資規制も、
このアッパーからハイクラスのセグメントにとって短期的には大きなマイナス要因です。それは、この価格帯には投資目的や転売目的で買うタイ人が多いのですが、それが相当数減少することになるからです。

参考までに、最近、REICが本年度コンドミニアム市場予測を出したので、これを私が表にしてみました。ベースシナリオとして彼らが予想しているのは、新規供給が9.8%減少するにも関わらず、販売在庫は4.7%の増加、また、竣工するユニット数が前年比で増加するにも関わらず、引渡しされるユニット数は24%も減少します。

これが最悪のシナリオというのであれば、まだいいのですが、ベースシナリオということなので、そう楽観視できない状況であることがわかります。

そんなことを考えると、やはり、少なくともここしばらくは20万バーツ/㎡を超えるような高額物件は需要があまりないので敬遠し、新築、中古を問わず将来的にもアッパーミドルクラスの需要が大きい15万バーツ/㎡前後のスクムビット通り沿い物件が、これから
投売りで出てくるとすれば、そういうのを底値買いするのがベストだと思うのです。

ただし、ありきたりの物件ならともかく、本当に魅力のある物件はそう簡単には投売りで出てこないとも思うので、基本は様子見姿勢です。

今月24日の東京セミナーでは、タイの不動産投資にとって
こういうどちらかというとネガティブな話をすることになるのですが、もし興味があれば是非ご参加ください。

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