人民元さて、そこで視点を変えて、ではタイ中央銀行はどういう見方をしているか見てみます。

半年ほど前になりますが、台頭著しい中国人投資家、そのリスクに備えろで4回にわたり、タイ中央銀行が中国人投資家の急増を警戒しているということをレポートしたのですが、その後、最近になって中央銀行は引き続き下のような内容のコメントを出しています。

1.タイ中央銀行は、今後タイのコンドミニアムに対する外国人需要、特に中国人の需要が減少することを警戒している。すなわち、世界経済が低迷すれば、タイのコンドミニアムに対する外国人需要をも減少させ、その外国人需要を見込んでこれまで新規供給されてきたプロジェクトが売れ残る
リスクがある。

2.外国人投資家の投資需要はこれまで増加してきたが、中央銀行の統計によれば、昨年第3四半期の外国人購入者によるコンドミニアム所有権移転登記は全体の31%にもなった。これは2017年の27%、2018年の21%と比べても急上昇していて、もしこれが一度に減少に転じれば、そのマーケットリスクは大きい。

3.さらに、もし世界景気が悪化すれば、多くの外国人投資家はタイで購入したコンドミニアムに対して、既に支払ったダウンペイメントを放棄してでもキャンセルせざるを得なくなり、これがコンドミニアムのさらなるオーバーサプライをもたらす。

また、中央銀行は、外国人投資家の問題だけでなく、4月1日から施行されるLTV(借入金/物件価値比率)引下げにより住宅ローンの与信基準がさらに厳しくなることで、コンドミニアム市場にとってさらに悪い影響があるともいっています。

今回、これについてはここで触れませんが、現時点でタイ中央銀行は世界経済の低迷、その中でも特に中国経済の悪化に伴って、タイ不動産市場も相当な悪影響を受けると警戒しているわけです。

この考えには全く私も同感で、前回の中国の不動産ポータルサイトの楽観的なアナウンスメントなど、能天気過ぎるとしか思えません。

それに、このタイバーツと人民元の今日の為替チャートを見て下さい。人民元はこのところバーツに対して売られっぱなしです。そして、これから中国の景気悪化が鮮明になってくれば、さらに暴落する可能性もあると思います。

こんな状況下で、中国人投資家が購入金額の75%~80%の資金を中国から送金して、これから竣工引渡しを迎えるラーマ9やラチャダーピセークのプロジェクトの移転登記に応じるか疑問です。

為替だけで見ても、中国人にとってますますアゲインストな状況になりつつある中、景気悪化に伴い相当数の投資家がこれまで払ったダウンペイメントを放棄してでもキャンセルしてくる可能性は高いと思うのです。

もしそうなると、バンコクやパタヤのコンドミニアム市場には、
キャンセルされた大量の再販物件が特別値引きでデベロッパーから出てくることになるかもしれません。

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BoT frets over condo supply risk
Economic slowdown could hurt demand

The Bank of Thailand is concerned about the risk of weaker demand for condominiums from foreigners, Chinese buyers in particular, as the global economy slows, the central bank's chief says.

The global economic downturn could dampen foreign demand for condos in Thailand and create a higher risk of excess supply, said governor Veerathai Santiprabhob.

Foreign demand, particularly from Chinese condo buyers, has continued to increase, he said, and the central bank is keeping a close eye on the property surplus.

According to central bank data, the proportion of condo ownership transfers by foreigners surged to 31% in the third quarter of last year from 27% in 2017 and 21% in the previous year. Money transfers made for condo purchases by foreigners reached 68 billion baht in the July-September quarter of 2018.

Deputy governor Mathee Supapongse said the global economic slowdown could compel foreigners to give up a down payment on condominiums in Thailand, which would aggravate the oversupply situation in the condo market.

"Even though they always purchase condominiums with cash, we're wary that they will give up down payments amid the economic slowdown," Mr Mathee said. "The supply surplus will increase and create risks.