Ashton 35th floorアナンダーは今回の著書でも書いたように、パヤータイのアイディオ・モビで深刻な漏水の問題が出ています。

また、私自身もオンヌットのアイディオ・モビの2ベッドルームで上の階のバスルームから漏水しているのを見たし、さらに、偶然そこに住む知人の部屋では戸境壁と天井のスラブの間に隙間が空いていて、そこから隣の部屋の住人が吸うたばこの煙がその友人の部屋に入ってきて臭うというちょっと考えられないようなクレームも出ています。

従って、個人的にはアナンダーは施工監理上の手抜が非常に多いデベロッパーだと思っていて、最近はアナンダーのプロジェクト、特に中間グレードのアイディオモビについては、自分のクライアントには勧めないようにしています。


さて、今回の著書第3章で「投資に役立つ事前知識」として私は次のようなことを書いています。

「バンコクに始めてきた日本人は、東京以上にハイライズ(超高層)コンドミニアムが建っているのを見て驚きますが、バンコク周辺には火山帯が走ってないので地震がないこともあり、鉄骨を使わずに地上30階ぐらいまでは普通のRC造で建ててしまいます。
 逆にいえば、建設費用の平米単価が変わらないということもあり、デベロッパーはできるだけ高層にしようとします。
ただし、30階を超えてくると、(耐震強度でなく)風圧に対する特別な強度設計が必要になり、階数が増えるほど建設費用がうなぎ上りで上昇していくそうです」。


私はこれまで、機関投資家として物件購入のデューディリジェンスの中で、多くの建物に関するエンジニアリングレポートを読んできたのですが、アシュトンアソークについていえば、この建物は鉄骨を使わないRC造でありながら、ニューヨークの国連ビルよりもアスペクト比(建物の奥行と横幅の比率)が高く、しかも35階部分が空洞になっていることから、35階が構造上一番弱いフロアだろうと容易に想像できます。

そして、いつも南側からの写真ばかり載っているのですが、建物の北側に回って外壁をチェックしてみれば問題点がわかります。つまり、まだ新築なのにこの35階近辺で既にひび割れに対するかなりの北側壁面補修がされているのです。

バンコクのハイライズの場合、築4、5年で細かいひびに対する外壁補修をするのは普通ですが、竣工したばかりの新築なのにもう補修がされているというのはちょっと不安にさせられるし、
そこでこのプール修復工事ということは、当然漏水が疑えるわけです。

もっとも、パーク24などもそうですが、アスペクト比が非常に高い建物はバンコクではよく見かけるので、物件全体の価値に影響を及ぼす致命傷というわけではないだろうとは思うのですが…。

しかし、将来プールからの漏水等の余計なトラブルに巻き込まれるリスクを考えると、もしアシュトンの最後の投売りを買うのであれば、
私はハイゾーンと呼ばれている36階以上のユニットを買うべきだと思います。

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