DD Forecast

以上、これまで5回にわたってDDプロパティの2018年市場予測の概略を書いてきましたが、私の結論から先にいえば、来年、彼らの予想する不動産市場のリバウンドが本当に始まるとすれば、まだ販売在庫が相当数ある中、これは1~2年早すぎるのであり、マーケットはあまりよくない方向に向かっていくと思うのです。

 

新規供給パイプラインで書いてあるように、2018年に消費者の住宅購買意欲が回復して需要が増え、それに伴ってまたデベロッパーが新規供給を増やす、というこれまでと同じことが繰り返されると、当然、用地取得競争が再び激化し、CBDやダウンタウンの地価は急上昇します。

一方で、現在バンコク都だけで
35,000ユニット以上といわれる販売在庫がある上に、2018年はクーデター以降、2015年頃に大量に売り出された大型プロジェクトがCBDを中心に続々と竣工引き渡しを迎えます。

そんな中で大量の地価高騰後の新規供給がまた行われれば、やっと販売在庫も減り始めた市場に再びだぶつき感がでてくる可能性が高いと思うのです。そして、オーバーサプライでどこかの時点で需給バランスが崩れたのが明らかになれば、バンコクのコンドミニアム市場はまた長い低迷期を迎えることになります。

もっとも、中古物件や数年前に売り出されたプレビルドのリセールにますます割安感がでてくるということにもなるので、こういう時は
私なら迷わず、デベロッパーの戦略に乗せられて地価高騰後のコストパフォーマンスに劣る新規プロジェクトなど買ってはいけない、そんなものよりロケーションのよい中古や竣工直前プレビルドの投げ売りを狙うべき、とアドバイスしますが…。

私もバンコクの不動産市場は長期的にはまだまだ上昇すると予想しているので、
どの時点で不動産投資をしても儲かると思います。ただし、ロケーションの選択を間違わないという必須条件付きですが…。

しかし一方で、
不動産投資はTime Value of Money(投資資金の時間価値)をも考慮しなければなりません。この投資効率を考えると今のような状況であれば、不動産投資の投資尺度であるIRR(内部収益率)が最も伸びる築浅中古やプレビルドの投げ売り買いこそチャンスということになります。


いずれにせよ、2017年後半に再び急増し始めた新規供給に悲観的な見方をしているのがAREAやコリアーズ・インターナショナルなのですが、私はどちらかというと彼らの考えに同調します。

従って、私が執筆し今月バンコクで発行された「バンコクハウジングガイド」のコラム記事や来年1月号の月刊誌「アレイズ」でも、AREAほど悲観的ではないものの、どちらかというと慎重な見方で「
2018年のマーケット予測」として来年のベストな投資方法についてコラム記事を書いているので、機会があれば読んで頂けたらと思います。

では、次回はその悲観的なAREAのレポートを紹介してみようと思います。このレポートは、最近のバンコク不動産市場はバブルの兆候が出てきたという極めて深刻なもので、最悪の場合、2019年か2020年頃にバブル崩壊が起こるという警告ですが、AREAはいつも丹念に調べたデータを基にニュートラルなコメントをするだけに説得力があり、無視できないところがあります。


ถ้าเห็นว่าเรื่องนี้สนุกหรือมีประโยชน์ ช่วยกดนี้ให้หน่อยครับ

にほんブログ村 海外生活ブログ バンコク情報へ

にほんブログ村