AREA数あるタイの不動産市場調査機関の中で、バイアスのかかってないニュートラルなレポートで私が日頃よくチェックしているのがAREA(Agency for Real Estate Affairs)のサイトです。

実際、今回の「バンコクハウジングガイド」に執筆したレポートもAREAの報告をかなり参考にさせてもらいました。

あとは、REIC、NEXUS、コリアーズ・インターナショナル、CBREのリサーチが参考になります。ただ、CBREは営業部門が出しているポジショントークたっぷりのコメントとリサーチ部門が出している純粋なマーケットレポートを混同しないように見分けなければなりませんが…。

ロンドンに居た時にはサヴィルスのレポートが最も機関投資家の間で評価が高く、彼らが悲観的な見方のレポートを出すと翌日の株式市場で不動産株が軒並み下落したりしていました。それだけ機関投資家にとってこういうマーケットレポートは重要ということでもあります。

私も投資銀行でこういうレポートを随時チェックしてファンドの出口戦略を決めたりしていたので、この種のレポートは読めば内容の良し悪しは大体分かります。だから、あまり提灯記事やポジショントークには乗せられない自信はあるつもりです。

ところで、私がまがりなりにもある程度は市場動向を把握できていると思っているエリアは、せいぜいチットロムからバンナーまでのスクムビットライン沿線です。私も所詮外国人であり、バンコク育ちのタイ人が持つような土地勘、例えば、東京でいえばターミナル駅がある新宿と渋谷、池袋の微妙な違いのようなものがバンコクでも分かるかというと、それは到底無理です。

従って、
彼らの出しているレポート全部に同意するわけではありませんが、バンコクの不動産市場全体の流れを掴むのには、私にとって必須の情報源なのです。

実は先週、日本の某大手新聞社の取材を受けたのですが、最近、日系デベロッパーが次々とバンコクに進出していることから、日本でも注目が集まっているそうです。それでタイの不動産事情について調べているということでした。

その時に私が最も参考にしていると答えたのが先に挙げた調査機関です。もしもっと詳細なマーケット動向に興味があれば、そういうところに行って取材した方がいいとアドバイスしたわけです。

このブログを読んでいる人で、もっと詳しく市場動向を知りたいと思ったら、AREAは重要なレポートがほとんど全部タイ語なので難しいかもしれませんが、コリアーズやCBREは英語のレポートなので有益だと思います。

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